ガーデニングの図鑑

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アジュガの育て方

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学名…Ajuga
別名…ジュウニヒトエ(十二単)、セイヨウキランソウ
科名…シソ科
属名…キランソウ属(アジュガ属)
原産国…ヨーロッパ、中央アジア
花色…紫、青、ピンク、白
葉色…銅葉、斑入り
草丈…10㎝~30㎝
日照…半日蔭
難易度…星
USDA Hardiness Zone:4 to 9

アジュガの特徴

アジュガ

アジュガの仲間は、アジアの温帯から熱帯を中心に約50種が分布する多年草です。
アジュガの仲間は日本にも分布しており、北海道から九州までごく普通の野草として知られるキランソウ(Ajuga decumbens)の他、本州、四国に分布するジュウニヒトエ(A. nipponensis)など、12種が自生しています。

園芸界でアジュガとして流通するのは、ヨーロッパ原産のアジュガ・レプタンス(A. reptans)から作出された園芸品種です。
レプタンス種はヨーロッパ全域の森林や荒れた牧草地などに自生するアジュガで、現在では北アメリカの一部で栽培を逸失したものが帰化しています。

アジュガの花期は4月~5月。
花期になると立ち上がった茎の上部に、シソ科やゴマノハグサ科の植物に多く見られる唇形花を穂状に咲かせます。
幾重にも重なって咲く花は花径2㎝前後で、塔のような形状の花穂は10㎝前後の長さになります。
別名のジュウニヒトエは、この花の様子を十二単に見立てたものです。
花色は基本種の青紫の他、青、紫、ピンク、白。

▼アジュガの花

アジュガ

葉は倒卵形で株元からロゼット状に付き、分枝した茎は地面を這うように横に広がります。
草丈10~30㎝程度に成長し、ランナーを出しながら1株で径30㎝以上に広がります。
葉は常緑性で、寒さに当たると赤味が強くなり、花の無い時期にもカラーリーフとしての観賞価値があります。

▼花の無い時期のアジュガの様子

アジュガ

葉に白い斑の入る斑入り品種も流通しています。

▼斑入りのアジュガ

アジュガ

耐寒性が高く、育てやすい植物です。
耐陰性があるため、シェードガーデンのグランドカバーとしてよく利用されます。
ランナーを出してよく増え、よく広がります。
対して一日中強い日差しが当たるような場所ではあまり増えず、枯れてしまうこともあります。
半日蔭から日陰に適した植物です。

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アジュガの育て方

アジュガの育て方

栽培環境

水はけの良い、半日陰の場所が適しています。
1日に1時間程度の日照があれば、十分に育ちます。
逆に強い日差しや西日が当たる場所では葉焼けを起こしたり枯れてしまったりします。
落葉樹の下や、午前中だけ日が当たるような場所で育てて下さい。

冬越し

植栽可能地域は、北海道中南部から九州です。
耐寒性は強く、特に対策の必要はありません。

水遣り

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷりと。

肥料

肥料を与えすぎると花付きが悪くなります。

庭植えの場合は、元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ込んでおきます。
追肥は、生育が悪いようなら春に緩効性化成肥料や固形の油粕などを株元に施して下さい。

鉢植えの場合は、生育期の4月~6月上旬に、緩効性化成肥料を置き肥するか薄めの液体肥料を施します。

植え付け、植え替え

適期は3月~5月、9月中旬~11月中旬です。

植え付け(用土)

庭植えの場合は、水はけが悪いようなら用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作って下さい。
さらに元肥として、緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)7・腐葉土3などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

植え替え

鉢植えの場合は、根詰まりを起こしているようなら植え替えを行って下さい。
一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行います。

庭植えの場合は、増えすぎているようなら株分けを兼ねて植え替えを行います。

花柄摘み

花が終わった花茎は、付け根から切り取って下さい。

増やし方(株分け)

株分けで簡単に増やすことが出来ます。

株分け

適期は3月~5月、9月中旬~11月中旬です。
ランナーを出してよく増えるので、子株を切り離して植え付けて下さい。

病気、害虫

病気は特にありませんが、アブラムシ、ナメクジの食害が発生することがあります。
見つけ次第駆除して下さい。

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