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フウセントウワタの育て方

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学名…Gomphocarpus fruticosus
和名…風船唐綿(フウセントウワタ)
別名…フウセンダマノキ
科名…ガガイモ科
属名…フウセントウワタ属
原産国…アフリカ南部
花色…白(主に果実を観賞)
草丈…100㎝~200㎝
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:10 to 11

フウセントウワタの特徴

フウセントウワタ

フウセントウワタは、南部および東部アフリカに分布するガガイモ科の常緑性の亜低木です。
自生地は、森林の縁や牧草地、道端や畑の休閑地などで、日当たりの良い場所を好んで自生しています。
現在ではオーストラリア、ニュージーランドでも帰化しており、ごく一般的に見られる樹木となっています。
自生地では低木状に育ちますが、耐寒性が低く日本の冬を越すことが難しいため、園芸的には一年草として扱われるのが一般的です。
※霜の心配のない暖地であれば戸外での冬越しが可能です。

フウセントウワタの花期は6月下旬~9月。
花期になると、上部の枝の葉の付け根から花柄を伸ばし、花径1.5㎝程度のクリーム色の花を、数輪まとまって下向きに咲かせます。
花の中心には雄しべと雌しべが合体したずい柱があり、淡紫色を帯びた副花冠を取り囲む花冠は深く5裂して反り返ります。
花の形状はトウワタによく似ています。

▼フウセントウワタの花

フウセントウワタの花の構造

独特の形の花も美しいのですが、主に観賞するのはこの花ではなく、その後8月~10月に実る果実です。
フウセントウワタはその名の通り、風船のように膨らんだ丸い果実がとてもユニークな植物です。
果実の表面にはトゲがありますが、堅いものではありません。
特徴的な果実はドライフラワーとしてもよく利用されます。
果実の中には綿毛の付いた種があり、熟すと裂けた果実から多くの種が飛散します。

▼フウセントウワタの種

フウセントウワタの種

葉はヤナギに似た線状の披針形で、茎に互生します。
樹高1~2m程度に成長します。

耐寒性は無いので、暖地以外での冬越しは室内が基本になりますが、無理に冬越しをさせるより種を採取して春に蒔いた方が簡単です。
放任でもよく育ち、たくさんの果実を実らせますが、アブラムシがよく発生します。

※フウセントウワタの樹液には毒性があり、目に入ると角膜炎を引き起こします。
剪定などの作業をする時は手袋を使用し、樹液のついた手で目をこすらないように注意して下さい。

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フウセントウワタの育て方

フウセントウワタの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
水はけの悪い土壌では根腐れを起こすので注意して下さい。
大きく育つので、鉢植えで育てる場合はできるだけ大きな鉢に植える必要があります。

冬越し

霜の心配のない暖地であれば戸外で冬越し可能ですが、その他の地域では室内で冬越しをすることになります。
秋には大株になっていると思うので、無理に冬越しをさせるより、種を採取して春に蒔く方が簡単です。

暖地で冬越し中の株は、乾かし気味に管理し、肥料は与えません。
冬を無事に越すことができたら、3月頃に1/3程度の高さでバッサリと切り詰めると、再び美しい草姿で楽しむことが出来ます。

水やり

庭植え、鉢植えともに用土が乾いたらたっぷりと水を与えて下さい。

肥料

庭植えの場合は、元肥として用土に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥の必要はほとんどありません。
鉢植えの場合は、5月~9月の生育期に月に1回程度、少量の緩効性化成肥料を置き肥します。

多肥にすると花付きが悪くなり、伸びすぎて草姿が乱れるので注意して下さい。

植え付け

植え付け

適期は5月~6月です。

庭植えの場合は、用土に腐葉土やパーライトを混ぜ込んで水はけの良い環境を整えて下さい。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)6・腐葉土3・パーライト1の配合土に緩効性化成肥料を少量混ぜ込んで土を作ります。

支柱立て

草丈が大きくなると倒れやすいので、支柱を立てて下さい。

増やし方(種まき)

種まきで増やすことが出来ます。

種の採取

種が熟すと果実が割れて、種が飛散します。
果実が割れる前に種を採取するか、枝を切って水に挿して果実が熟すのを待って採取して下さい。
採取した種は、紙袋などに入れて涼しい場所で保管して下さい。

種まき

適期は4月中旬~下旬です。
発芽温度が25℃と高めなので、十分に暖かくなってから種を蒔いて下さい。

種はポットに蒔き、覆土は1㎝程度。
水を切らさないように管理したら10~20日程度で発芽します。
そのまましばらく育苗し、ポットに根が回ったら定植して下さい。

病気、害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

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