ガーデニングの図鑑

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一年草・二年草

観賞用トウガラシの育て方

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学名…Capsicum annuum
科名…ナス科
属名…トウガラシ属
原産国…熱帯アメリカ
草丈…30㎝~80㎝
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:9b to 11

観賞用トウガラシの特徴

観賞用トウガラシ

熱帯アメリカ原産の一年草。
栽培されるトウガラシのほとんどはアンヌム種(C.annuum)を元に改良されたもので、食用、観賞用ともに多くの品種が流通しています。
シシトウやタカノツメ、パプリカなども実はこのアンヌム種の変種や改良品種です。
日本への渡来時期に関しては諸説ありますが、1542年にポルトガルから伝わり、当初は食用ではなく、観賞用や毒薬、霜やけ止めの薬として用いられていたようです。
観賞用トウガラシの栽培が始まったのは江戸時代とされています。

初夏に白や紫の小さな花を咲かせた後、カラフルな果実を実らせます。
果実の色は様々で、緑から黄色、オレンジ、紫、赤などに変化していきます。
葉色も濃い紫葉の品種や斑入り品種があり、葉と合わせて観賞期の長い植物です。

▼黒葉品種「ブラックパール」

観賞用トウガラシ ブラックパール

春に種を蒔いて、夏~秋に果実を楽しむ春まき一年草です。
耐暑性が高く育てやすい植物ですが、種まきは発芽温度が高く(20℃~25℃)、やや難易度が高めです。

トウガラシの仲間で食べてみたくなりますが、ナス科の植物には有毒なものが多く、明確に「食用」と記載があるもの以外は食べない方が無難です。

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観賞用トウガラシの育て方

観賞用トウガラシの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。

連作障害が出やすいナス科の植物です。
ナス科の植物を繰り返し同じ場所に植えると、生育不良を起こしたり病気にかかりやすくなります。
ペチュニアカリブラコアなどもナス科なので注意して下さい。

水遣り

根を浅く張るため、乾燥に弱い性質です。

鉢植えの場合は、用土の表面が乾きかけたらたっぷりと。
庭植えの場合も、乾燥が続くようなら水やりをして下さい。
夏場は敷き藁や腐葉土で株元を覆って、土の乾燥を防ぎます。

肥料

肥沃な土壌を好みます。

庭植えの場合は、元肥として用土に堆肥を混ぜ込んでおきます。
追肥は5月~9月までの間、緩効性化成肥料を定期的に置き肥します。

鉢植えの場合も同様に、5月~9月までの間、緩効性化成肥料か液体肥料を定期的に施して下さい。

植え付け

適期は5月~6月です。

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作ります。
さらに元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
株間は20㎝~30㎝です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)6・腐葉土4などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

種まき

適期は5月~6月です。
発芽温度が20℃~25℃と高めです。
最低気温が低いと発芽不良になったり、発芽しても生育不良を起こすことがあります。
早い時期に蒔く場合は、保温が必要になります。

種は播種箱やポットにまきます。
覆土は種が隠れる程度に2~3㎜。
乾かさないように管理すれば、7~10日程度で発芽します。
播種箱に蒔いた場合は、本葉が2~3枚程度になったら、根を傷つけないように注意してポット上げして下さい。
発芽後は日の当たる場所で管理し、ポットに根が回ったら定植します。

増やし方(種まき)

種まきで増やすことが出来ます。

種の採取

果実にはトウガラシの辛味成分、カプサイシンが含まれています。
成分の付着した手で目などをこすると危険なので、取り扱いには注意して下さい。

トウガラシの果実が萎れて来たら、中の種を採取できます。
果実を切り取って、中から種を取り出して下さい。
種は乾燥させてから袋などに入れ、冷蔵庫で保管します。

トウガラシの種はやや寿命が短い種子です。
採取した種は翌年には蒔くようにして下さい。

種まきについては上記「種まき」の項目を参照下さい。

病気・害虫

アブラムシ

新芽によく発生します。
見つけ次第、駆除して下さい。

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