ガーデニングの図鑑

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マツバギクの育て方

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学名…Lampranthus、Delosperma
和名…マツバギク(松葉菊)
科名…ハマミズナ科
属名…ランプランサス属、デロスペルマ属
原産国…南アフリカ
花色…ピンク、赤、オレンジ、黄、白、紫
草丈…10㎝~30㎝
日照…日なた
難易度…星星
USDA Hardiness Zone:Lampranthus 9 to 13
USDA Hardiness Zone:Delosperma 6 to 10

マツバギクの特徴

マツバギク

マツバギクの仲間は、南アフリカに約180種が分布しています。
本来「マツバギク」というとハマミズナ科ランプランサス属(Lampranthus)の植物のことを指しますが、草姿や性質がよく似ているデロスペルマ属のクーペリー種(Delosperma cooperi)も「マツバギク」として流通することがあります。

ランプランサス属から作出された品種群は寒さに弱い性質ですが、デロスペルマ系の品種は「耐寒マツバギク」とも呼ばれ、寒さに強いのが特徴です。

花期は系統によって異なり、ランプランサス系が4月~5月、デロスペルマ系が6月~10月です。
茎の先端に、花径3㎝~5㎝の菊に似た花を咲かせます。
花色はピンク、赤、オレンジ、黄、白、紫。

葉は多肉質で株元でよく分枝し、密に茂ります。
品種によって棒状のもの、やや幅広のものがあります。

デロスペルマ系は耐寒性があり、かなりの寒さにも耐えることが出来ます。
どちらの品種も暑さに強く、病害虫もあまり発生しません。
乾燥に強く、育てやすい植物です。
石垣の上やロックガーデンにもよく利用されます。

同じように多肉質の葉を持ち、名前が似ていることからマツバボタンとよく混同されますが、マツバボタンはスベリヒユ科の植物で、マツバギクとは科が違います。

マツバギクの主な品種

デロスペルマ・クーペリー(Delosperma cooperi)

マツバギク

「耐寒マツバギク」「レイコウ(麗晃)」の名前でよく流通する、もっともポピュラーな品種です。
寒さに強く、緑化植物としてもよく利用されます。

‘ムーンストーン’ (Delosperma ‘Moon stone’)

マツバギク

デロスペルマ系の品種で、白く輝くような花が美しい植物です。

ランプランサス系(Lampranthus)

マツバギク

赤やオレンジ、黄色、ピンク、白など多彩な色の品種が流通しています。
品種名は特に付けれらていないものが多いです。
耐寒性はあまり高くありませんが、暖地であれば霜に注意して戸外で冬越しが可能です。

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マツバギクの育て方

マツバギクの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
日光を好む植物で、日照時間が足りないとうまく育ちません。
よく日の当たる場所で育てて下さい。

乾燥に強い反面、過湿には弱い性質です。
じめじめした環境では枯れてしまうことがあるので、水はけが良く、風通しの良い環境で育てて下さい。

冬越し

ランプランサス系の品種は、寒さに弱い性質です。
暖地では戸外での冬越しが可能ですが、霜の当たらない軒下などに移動して管理して下さい。

耐寒マツバギクと呼ばれるデロスペルマ系の品種は、寒さに強い性質です。
対策無しで戸外で冬越し可能です。

水遣り

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土が完全に乾いてからたっぷりと水やりをして下さい。

肥料

やせ地でもよく育つ植物で、あまり肥料を必要としません。

庭植えの場合は、肥料はほとんど必要ありません。
鉢植えの場合は、春と秋に、緩効性化成肥料を置き肥して下さい。

植え付け、植え替え

適期は3月~6月、9月~10月中旬です。

植え付け

土質は特に選びませんが、水はけが良いことが大切です。
庭植えの場合は、水はけが悪いようなら用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作って下さい。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土も使うことが出来ますが、パーライトを2割ほど混ぜて水はけを良くしておくと安心です。
サボテンや多肉植物用の培養土も使うことが出来ます。
自分で作る場合は、赤玉土(小粒)5・腐葉土3・パーライト2などの水はけの良い土を使って下さい。

植え替え

鉢植えの場合は、根詰まりを起こして花付きや生育が悪くなって来たら、植え替えを行って下さい。
庭植えの場合は、特に必要ありません。

増やし方(挿し芽)

挿し芽で簡単に増やすことが出来ます。

挿し芽

適期は4月~6月、9月~10月です。

茎を3㎝~5㎝程度の長さに切り取って挿し穂にします。
下の節の葉を取り除いて挿し木用土に挿して下さい。
花壇や鉢に直接挿しても発根します。

経年と共に株が老化して、葉や花が少なくなるので、挿し芽で株を更新して下さい。

病気・害虫

まれにアブラムシが発生します。
発生した場合は、薬剤で駆除して下さい。

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