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ミソハギの育て方

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学名…Lythrum anceps
和名…ミソハギ(禊萩)
別名…ボンバナ(盆花)、ショウリョウバナ(精霊花)、ミゾハギ、水掛け草
科名…ミソハギ科
属名…ミソハギ属
原産国…日本、朝鮮半島
花色…ピンク
草丈…50㎝~100㎝
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:

ミソハギの特徴

ミソハギ

ミソハギ(Lythrum anceps)は、日本、朝鮮半島に分布する多年草です。
自生地は日本各地の湿地や小川、田んぼの畔などで、普通に見られる直物です。
同属の近縁種にエゾミソハギ(L. salicaria)があり、ミソハギよりやや大型で同じような環境に自生しています。
「エゾ」と名前に付きますが、自生地は九州以北の各地で、広くはユーラシア大陸、北アフリカにも分布します。

盆花としてよく使われ、「ボンバナ(盆花)」「ショウリョウバナ(精霊花)」の別名を持ちます。
この花で周囲に水を撒く風習は現在でも各地に残っており、「ミソハギ」の名前は、ハギに似ていて禊に使ったことに由来します。
また、溝によく生えることから「ミゾハギ」とも呼ばれます。

花期は7月~9月。
直立した茎の上部に、花径1㎝程度の花を穂状に咲かせます。
花穂の長さは30㎝程度で、赤紫の花が美しい植物です。

▼ミソハギの花

ミソハギ

葉は細長く対生し、草丈50㎝~100㎝程度に育ちます。

耐暑性、耐寒性ともに優れ、強健な性質です。
自生地は日当たりの良いやや湿った場所ですが、日照さえ確保ではれば場所を選ばず、美しい花を咲かせます。
抽水栽培も可能なので、ビオトープにも適しており、幅広い環境で育てることが可能です。
冬は地上部を枯らせて宿根し、春に再び芽吹きます。

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ミソハギの育て方

ミソハギの育て方

栽培環境

日当たりが良いことが大切です。
半日蔭でも育ちますが、生育、花付き共に悪くなります。
良く日の当たる場所で育てて下さい。

乾燥は苦手な性質です。
庭植えにする場合は、乾燥しすぎない場所で育てて下さい。
乾燥が気になるようなら、株元にバークチップや敷き藁などを敷いて極端な乾燥から守ります。

花壇や鉢でも問題なく育ち、浅い水深であれば抽水栽培も可能です。

冬越し

耐寒性は高く、特に対策の必要はありません。
秋になって地上部が枯れたら、株元でバッサリと刈り取って下さい。

水遣り

庭植えの場合は、乾燥が続くようなら水やりをして下さい。

鉢植えの場合は、腰水栽培が適しています。
池や水槽に沈める場合は、鉢土の表面から3㎝~7㎝程度の水深が目安です。

肥料

庭植えの場合は、ほとんど肥料を施す必要はありません。
鉢植えの場合は、春と秋に、少量の緩効性化成肥料を施して下さい。

植え付け、植え替え

適期は3月~5月、9月中旬~10月です。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土と完熟堆肥しっかりと混ぜ込んで水はけ、水持ちの良い土を作ります。
株間は40㎝~50㎝程度です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)6・腐葉土4などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。
抽水栽培にする場合は、荒木田土や、水生植物用の培養土を使用して下さい。

植え替え

鉢植えの場合は、1~2年に一度、植え替えを行って下さい。
一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行います。

庭植えの場合は、3年ほど経つと株が混み合ってきます。
株分けを兼ねて植え替えを行って下さい。

増やし方(株分け、挿し木、種まき)

株分け、挿し木、種まきで増やすことが出来ます。

株分け

適期は3月~5月、9月中旬~10月です。
植え替え時に掘り上げた株を分けて植え付けます。

挿し木

適期は5月~6月です。

新芽の先端部分を、2~3節分の長さに切り取って挿し穂にします。
下の部分の葉を取り除き、水揚げをしてから挿し木用土に挿して下さい。
水やりは底面給水にして、水を切らさないように注意します。

種まき

適期は4月~5月中旬です。
暖地、温暖地では秋の10月にも蒔くことが出来ます。

種が細かいので、種は播種箱やピートバンに蒔きます。
種が重ならないように注意し、覆土は2㎜程度。
発芽までは乾かさないように注意し、本葉が3~4枚程度になったらポットあげして下さい。
ポットに根が回ったら定植します。

病気・害虫

まれにヨトウムシによる食害があります。
ヨトウムシは夜行性で、日中は株元の土の中に潜んでいることが多いです。
食害があったら、株元の土を浅く掘ってヨトウムシを探してみて下さい。

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