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シラサギカヤツリの育て方

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学名…Rhynchospora colorata(Dichromena colorata)
和名…シラサギカヤツリ(白鷺蚊帳吊り)
別名…シラサギスゲ、鷺の舞、シューティング・スター
科名…カヤツリグサ科
属名…リンコスポラ属
原産国…北アメリカ南東部
花色…白
草丈…30cm~60cm
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:7 to 10

シラサギカヤツリの特徴

シラサギカヤツリ

シラサギカヤツリは、北アメリカ南部に分布するカヤツリグサ科の多年草です。
自生地はアメリカのバージニア州西部からニューメキシコ州、カリブ諸島などで、草原や湿原など日当たりの良い湿った場所を好んで分布しています。

日本への渡来時期は不明ですが、湿地で育つため、池や水盤などによく利用され、広く普及しています。
「シラサギカヤツリ」や「サギノマイ」などの名前の他、「シューティングスター」「スターグラス」の名前でも流通しています。

シラサギカヤツリの花期は5月~10月。
花期になると長く伸ばした花茎の先に、スパイク状の小さな花穂を数本立ち上げ、花序を形成します。
花には花弁は無く目立つものではありませんが、花穂の周囲には長い葉のように見える苞(ホウ)が花穂を囲むように広がります。
苞の基部には白い斑が入り、小さな白い星のように見えます。
シラサギカヤツリの名前は、この白く染まった苞をシラサギの飛ぶ姿に見立てたものです。
長い花期の間次々と花茎を立ち上げ、途切れることなく花を咲かせます。
夏の強い日差しの中で、風に揺らぐ姿はとても涼し気で風情があります。

▼シラサギカヤツリの花

シラサギカヤツリ

葉は幅のある線形で、根際から生じます。
花茎には葉はありません。
長い花茎は分枝せず、草丈30~60㎝程度に成長します。

繊細な姿に反して丈夫な性質です。
水切れにさえ気を付ければ他の草花と同じように育てることができます。
耐寒性はあまり高くありませんが、根元の土が凍らなければ戸外で越冬可能です。

冬には地上部を枯らせて宿根し、春に再び芽吹きます。
※温度があれば常緑で、年間を通して花を咲かせます。

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シラサギカヤツリの育て方

シラサギカヤツリの育て方

栽培環境

日当たりの良い場所が適しています。
水辺の植物なので水を好みます。
腰水栽培か水盤で育てると、水切れの心配がありません。
水を切らさなければ、他の植物同様に露地でも育てることが出来ます。

株元が水につかっていても元気に育ちますが、水深が深すぎると上手く育ちません。
水深は5~10㎝程度にして下さい。

冬越し

冬になると葉が枯れるので、株元で刈り込んで下さい。
鉢土が凍らなければ枯れることはありません。
水連鉢などで育てている場合は、水の表面が凍る程度の寒さであれば、問題なく冬越しします。

鉢土や水の全てが凍ってしまうような寒冷地の場合は、室内で管理して下さい。
一定の温度があれば、常緑で周年開花します。

水遣り

用土が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。
腰水栽培や水盤で育てている場合は、水がひどく汚れたら新しい水に取り替えて下さい。

肥料

肥料は与えなくても育ちますが、春から秋の生育期に緩効性化成肥料を月に1回程度、土に埋めて施すと生育が良くなります。

植え付け、植え替え

植え付け

適期は5月~10月の生育期です。

株元を水に沈めて育てる場合は、市販の水生植物の培養土を使うか、赤玉土(単用)、荒木田土などを使います。
鉢植えで育てる場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)7・ピートモス3などの配合土を使います。

植え替え

生育旺盛でよく増えるので、1~2年に一度は植え替えを行って下さい。
適期は春の4月頃です。

一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行います。
株を掘り上げたら古い土を落とし、新しい用土で植え付けて下さい。

花柄摘み

花は咲き進むと色があせてくるので、根元で切り取って下さい。

増やし方(株分け)

株分けで容易に増やすことが出来ます。

株分け

適期は春の4月頃です。

掘り上げた地下茎を、ハサミなどで切り分けて植え付けます。
根の少ないものは、水につけてしばらくすると発根するので、その後植え付けます。

病気、害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

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