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ガーデニングの図鑑

ユーフォルビア・ポリクロマの育て方

学名…Euphorbia polychroma(Synonym Euphorbia epithymoides)
別名…黄河
科名…トウダイグサ科
属名…トウダイグサ属(ユーフォルビア属)
原産国…南東ヨーロッパ~中東
花色…黄色
草丈…20㎝~40㎝
日照…日なた~半日陰
難易度…星
USDA Hardiness Zone:5 to 8

ユーフォルビア・ポリクロマとは

ユーフォルビア・ポリクロマ

ユーフォルビア・ポリクロマは、南東ヨーロッパから中東を中心に分布するトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の多年草です。
トウダイグサ属(ユーフォルビア属)は、世界に2000種以上が分布する巨大な植物群ですが、ユニークな草姿の種が数多くあり、観賞用として広く栽培されています。

その中でユーフォルビア・ポリクロマは、丈夫な性質で耐寒性があるため、他の草花と一緒に花壇で育てることができるユーフォルビアとして、広く普及しています。

ユーフォルビア・ポリクロマの花期は4月~5月。
花期になると、茎の頂部に花序を出し、小さな花を多数咲かせます。
花序はトウダイグサ科の植物に特有の杯状花序(ハイジョウカジョ)で、ユニークな形をしています。
杯状花序とは、杯状になった花軸と苞葉の中に、雌花と雄花数個が包まれるような形になった花序のことです。
雄花と雌花の花弁は退化しており、それぞれ雄しべと雌しべのみの花となっています。

▼ユーフォルビア・ポリクロマの杯状花序の様子

ユーフォルビア・ポリクロマの杯状花序

茎の頂部に輪生した葉の上に、多数の杯状花序が付きます。
輪生した葉と苞葉は黄色く色づき、一つの大きな花のように見えます。

花後には小さな果実が実り、果実は熟すと赤く色づきます。

▼ユーフォルビア・ポリクロマの果実

ユーフォルビア・ポリクロマの果実

葉は互生し、長楕円形~倒披針形で、縁がゆるく波打ちます。
明るい葉色が美しく、花の無い時期にもリーフプランツとしての観賞価値があります。
葉は晩秋に赤く紅葉します。

▼ユーフォルビア・ポリクロマの草姿

ユーフォルビア・ポリクロマ

耐寒性、耐暑性に優れており、育てやすい植物です。
他の草花と共に花壇でも育てることが出来ます。
冬場は株元に芽を出して落葉し、翌春に芽が伸びて再び花を咲かせます。
こぼれ種でも発芽します。

茎を傷つけたときにでる乳液は、肌が弱いとかぶれることもあるので注意して下さい。

ユーフォルビア・ポリクロマの主な品種

ユーフォルビア・ポリクロマ・ボンファイアー(Euphorbia polychroma ‘bonfire’)

ユーフォルビア・ポリクロマ・ボンファイアー

葉が赤銅色になる品種で、花序の黄色とのコントラストが鮮やかです。
春の葉は緑葉ですが、新葉は鮮やかな赤銅~紫色になり、秋には赤く紅葉します。

ユーフォルビア・ポリクロマの近縁種

ユーフォルビア・ポリクロマが属するトウダイグサ属(ユーフォルビア属)は、世界に約2000種が分布する巨大な植物群です。
多くは熱帯の乾燥地域に分布しており、多肉植物として栽培される種を除くと1000~1500種の種が分類されています。

観賞用として栽培されているトウダイグサ属の代表的な植物(多肉植物以外)には以下のようなものがあります。

ユーフォルビア・ポリクロマの育て方

ユーフォルビア・ポリクロマの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い環境が適しています。
半日陰でも育てることが出来ますが、花付きは日当たりに比例します。

じめじめとした水はけの悪い場所ではうまく育たないので注意して下さい。

冬越し、夏越し

耐寒性、耐暑性に優れており、特に対策の必要はありません。

水やり

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷりと。

肥料

多くの肥料を必要とする植物ではありません。

庭植え、鉢植え共に、春と秋に緩効性化成肥料を株元に置き肥して下さい。

植え付け、植え替え

植え付け

適期は春の3月~5月、秋の9月~10月です。

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作っておきます。
鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土6・腐葉土4などの配合土を使います。

植え替え

適期は秋の9月~10月です。

鉢植えの場合は、2~3年に一度、植替えを行って下さい。
根鉢を軽く崩し、必要であれば株分けを行って、新しい土で植え替えます。

庭植えの場合は特に必要ありません。

切り戻し

茎葉を傷つけた時に出る乳液は、肌が弱いとかぶれることがあるので、注意して下さい。

花後に花茎の根本から芽が出てくるので、花茎を根本から切り戻すと、枝数が増えて草姿が整います。

また、秋の紅葉後、株元から出た芽を残して切り戻します。
春には芽が伸びて再び花を咲かせます。

増やし方(挿し芽、株分け、種まき)

挿し芽、株分け、種まきで増やすことが出来ます。
こぼれ種でも発芽します。

挿し木(挿し芽)

適期は5月~6月です。

挿し穂には頂芽を利用します。
切り戻した茎も挿し穂として利用できます。
花がついている場合は切り落とし、切り口から出る乳液を洗い流してから、挿し木用土に挿して下さい。
たっぷりと水やりをし、発根を待ちます。

株分け

大きく育っていれば、株分けをすることが出来ます。
植え替え時に掘り上げた株を切り分けて植え付けて下さい。

種まき

適期は、春の4月~5月です。

小さな苗は移植を嫌うので、ポットに蒔くか花壇や鉢に直まきします。
好光性種子のため、覆土はせず、種を軽く押し付けます。
水やりは底面給水で行い、発芽を待って下さい。
発芽までは2~3週間かかります。

ポットに蒔いた場合は、根が回ったら根鉢を崩さないよう注意して植え付けます。

病気・害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

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