ガーデニングの図鑑

宿根草・多年草、一年草・二年草の草花、庭木などガーデニング植物の特徴、育て方、増やし方などについて紹介しています。

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ネメシアの育て方

更新日:

学名…Nemesia
科名…ゴマノハ科
属名…ネメシア属
原産国…南アフリカ
花色…青、ピンク、白、黄、赤、複色
草丈…10㎝~40㎝
日照…日なた
難易度…星星
USDA Hardiness Zone:

ネメシアの特徴

ネメシア

ネメシアは、南アフリカを中心に約60種が分布する一年草、または多年草です。
以前はネメシアと言えば秋に種を蒔いて春に花を咲かせる秋まき一年草でしたが、近年では夏越しが比較的容易な多年草タイプが「宿根ネメシア」として数多く流通するようになりました。

花は筒状の花弁の先が2つに分かれた唇形花で、さらにその下部の花弁が2裂します。
茎の先端に数輪をまとまって咲かせ、あるいは短い穂状に咲かせ、株が花で覆われます。
花期の間は次々と花を咲かせます。

ネメシア(一年草タイプ)

ネメシア

ストルモサ種(N.strumosa)をもとに改良された品種群です。
秋に種をまいて春に花を咲かせる秋まき一年草です。

花期は4月~6月です。
赤やピンクや黄色などのカラフルな花色と大きめの花が特徴です。

宿根ネメシア

ネメシア

カエルレア種(N.caerulea)やデンティキュラータ種(N.denticulata)など多年草タイプのネメシアを元に改良された品種群です。

花期は4月~6月、10月~12月。
花色は青、紫、白、ピンク。
派手さはありませんが四季咲き性が強く、3℃程度の気温があれば冬の間も開花します。
花は一年草タイプに比べるとやや小さめです。

比較的耐暑性があり、夏場は半日蔭の涼しい場所で夏越し可能です。

近年では一年草タイプと宿根ネメシアの交雑種も流通しています。

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ネメシアの育て方

ネメシアの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
多湿な環境を嫌うので、夏越しを考えているなら鉢植えの場合は、素焼きの鉢がオススメです。

雨に当たると花が傷むことがあるので、開花中は雨の避けられる場所が理想的です。

夏越し、冬越し

夏越し

花が咲き終わったら、1/2程度の高さで切り戻し、風通しが良い半日蔭の場所で管理します。
雨が避けられる場所だと理想的です。

冬越し

宿根ネメシアの耐寒温度は-3℃程度です。
関東以南の暖地であれば戸外での冬越しが可能です。

一年草タイプのネメシアは、寒さに弱い性質のため、霜の心配の無い軒下などの日当たりで管理して下さい。
寒波が来る場合などは、室内に取り込んだ方が安全です。

水遣り

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫ですが、長く乾燥が続くようなら水やりをして下さい。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。

肥料

庭植えの場合は、元肥として用土に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥の必要はありませんが、夏越し株には秋の9月~10月の間に、緩効性化成肥料を置き肥して下さい。

鉢植えの場合は、3月~6月、9月~10月の間に、薄めの液体肥料を2週間に1回程度施して下さい。

植え付け、植え替え

適期は3月~4月、9月下旬~11月です。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作って下さい。
さらに元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)5・腐葉土3・ピートモス(酸度調整済)2などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

植え替え

宿根ネメシアは、年に一度、植え替えると生育がよくなります。
根鉢を軽く崩して、一回り大きな鉢に植え替えて下さい。

花柄摘み

咲き終わった花は摘み、咲き終わった花茎は元から切り取って下さい。

切り戻し

花のピークが過ぎた頃に、草丈の1/2程度の高さで切り戻すと、脇芽が伸びて次の花を咲かせます。

増やし方(挿し木、種まき)

挿し木、種まきで増やすことが出来ます。
種まきについては下記「種まき」の項目を参照下さい。

挿し木(挿し芽)

適期は5月~6月、9月~10月です。

茎を2~3節程度に切り取って挿し穂にします。
下の節の葉を取り除き、水揚げをしてから挿し木用土に挿して下さい。
明るい日陰で水を切らさないように管理して発根を待ちます。

種まき

種の採取

花後にハートの形をしたサヤが出来ます。
種が熟すとサヤが茶色くなって上部が開くので、採取して下さい。

種まき

適期は10月頃です。

播種箱に清潔な用土を入れ、種をバラまきます。
発芽温度は15℃~20℃。
種は好光性のため、覆土はごく薄く。
発芽までは乾かさないように管理し、本葉が3~4枚程度になったらポット上げして下さい。
冬越しは鉢植えにして霜の当たらない場所で管理するか、庭植えの場合は、霜よけを設置して下さい。

病気・害虫

灰色かび病

葉茎が溶けるように腐り、灰色のカビに覆われます。
多湿な環境で発生しやすくなるので、長雨の時期は風通しの良い場所で管理するようにして下さい。
また、葉茎に付着した花柄からも発生することがあるので、花柄を取り除き、常に清潔な状態を心がけます。

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