宿根草・多年草、一年草・二年草の草花、庭木などガーデニング植物の特徴、育て方、増やし方などについて紹介しています。

ガーデニングの図鑑

一年草・二年草

ロベリアの育て方

更新日:

学名…Lobelia erinus
別名…ルリミゾカクシ(瑠璃溝隠)、ルリチョウチョウ(瑠璃蝶々)、ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)
科名…キキョウ科
属名…ミゾカクシ属(ロベリア属)
原産国…南アフリカ
花色…紫、青、白、ピンク、複色
草丈…10㎝~25㎝
日照…日なた
難易度…星星
USDA Hardiness Zone:10 to 11

ロベリアの特徴

ロベリア

ロベリアの仲間は、熱帯から温帯を中心に約415種が分布するキキョウ科ミゾカクシ属の植物です。
その形態は多年草から一年草、低木まで多岐に渡ります。
ロベリアの仲間は日本にも分布しており、湿地などで群生するサワギキョウ(Lobelia sessilifolia)やミゾカクシ(L. chinensis)などが自生しています。

その中でロベリアとして流通しているのは、一年草タイプのロベリア・エリヌス種(Lobelia erinus)とその園芸品種です。
エリヌス種は南アフリカを中心にマラウイ、ナミビアに分布するロベリアで、沿岸地域の平野部から低山などに自生しています。
ロベリア属の中で最も普及している種で、観賞用として世界で広く栽培されています。

エリヌス種は本来は多年草(または一年草)ですが高温多湿に弱く、日本では秋に種を蒔いて花後に枯れる秋まき一年草として扱うのが一般的です。
※ロベリアには耐寒性に優れた多年草タイプの宿根ロベリアもありますが、ここでは一年草タイプのものを「ロベリア」として紹介しています。

ロベリアの花期は4月~6月。
花期になると、多数分枝した茎の頂部に、花径1.5~2㎝程度の花を咲かせます。
花は蝶のようにも見える特徴的な唇形で、上唇は深く2裂して左右に伸び、下唇は3裂しています。

▼ロベリアの花

ロベリア

別名のルリチョウチョウ(瑠璃蝶々)は、蝶が飛んでいるように見えるこの花姿に由来しています。
花付きが非常に良く、最盛期にはこんもりとまとまった株が小さな花で埋め尽くされます。
花色は紫、青、白、ピンク、複色。

▼淡いブルーと紫色のロベリアの花

ロベリア

上部の葉は先の尖った細い楕円形~披針形で、下部の葉は楕円形~長卵形で鋸歯があります。
茎は細かくよく分枝し横に伸びて枝垂れるので、ハンギングバスケットにも利用されます。
草丈10㎝程度の矮性種、25㎝ほどに成長する高性種があり、ほふく性の品種も流通しています。

寒さにはやや弱い性質で、霜には注意が必要です。
暖地での夏越しは難しいですが、夏を越えれば秋に再び花を咲かせます。

スポンサーリンク

ロベリアの育て方

ロベリアの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけが良い場所が適しています。

冬越し、夏越し

冬越し

寒さにはやや弱い性質です。

鉢植えにして霜の心配の無い日の当たる場所で冬越しし、春になってから定植した方が安心です。
凍結の心配のある場合は、室内に取り込みます。

秋に庭に定植する場合は、本格的な寒さが来る前にしっかりと根を張らせ、霜よけを設置して冬越しをします。

夏越し

高温多湿に弱く、暖地での夏越しは困難です。

花が一段落した梅雨の頃に、地際近くでバッサリと切り戻します。
風通しが良く出来るだけ涼しい場所に移動して、夏越しをして下さい。

水やり

庭植えの場合は、乾燥が続くようなら水やりをして下さい。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。

肥料

元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥は3月~6月の生育期に、薄めの液体肥料を月に2~3回程度、施して下さい。

植え付け

適期は3月~4月、10月~11月です。
庭植えの場合は、春に植え付けた方が霜の心配がなく安心です。

庭植えの場合は、用土に腐葉土や堆肥を混ぜ込んで水はけの良い環境を作っておきます。
さらに緩効性化成肥料も混ぜ込んで下さい。
株間は15~25㎝程度です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)7・腐葉土3などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

増やし方(種まき)

種の採取

花後に種が出来ますが、すべての花に種が出来るわけではありません。
少しふくらみがある充実したサヤには種が入っているので、サヤが茶色くなったら摘み取って、袋などに入れて乾燥させます。
しっかりと乾燥したら、種を採取して下さい。

ロベリアの種が少ないわけ

ロベリアの花は自家受粉しない仕組みになっています。
雄しべが先に発達して花粉を作り、その後、花が萎みかけた頃に雌しべが発達します。
このため自家受粉が出来ず種ができにくい性質なのですが、戸外で育てていれば虫媒によるもと思われる結実が5%位の確率であります。
花数が多く一つのサヤには多数の種が入っているので、人工的に受粉しなくても種は採取可能です。

種まき

適期は9月中旬~10月中旬です。
寒冷地の場合は、春の4月~5月頃が適期です。

種が非常に細かいので、種はピートパンや播種箱に重ならないように注意してバラまきします。
ロベリアの種は好光性なので、覆土はしません。
発芽温度は20℃~25℃。
水は底面給水で、発芽までは水を切らさないように管理します。
本葉が2~3枚程度になったらポット上げし、霜の当たらない場所で冬越しします。
定植は春になってからの方が安心です。

病気・害虫

アブラムシが時々発生します。
見つけ次第、駆除して下さい。

-一年草・二年草
-, , , ,

Copyright© ガーデニングの図鑑 , 2018 All Rights Reserved.