ガーデニングの図鑑

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モミジアオイの育て方

更新日:

学名…Hibiscus coccineus
和名…モミジアオイ
別名…紅蜀葵(コウショッキ)
科名…アオイ科
属名…フヨウ属(ハイビスカス属)
原産国…北アメリカ
花色…赤、白、ピンク
草丈…1.5m~2m
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:6 to 9

モミジアオイの特徴

モミジアオイ

モミジアオイは、北アメリカ原産のフヨウ科ハイビスカス属に分類されている多年草です。
自生地は、アラバマ州、ジョージア州、フロリダ州などの湿地や沼地で、原産地では沼ハイビスカス(swamp hibiscus)と呼ばれています。
日本へは1863年(幕末)に渡来し、古くから親しまれてきた歴史がある植物です。

花期は7月~9月。
真っ直ぐに伸びた茎に大きな赤い花を咲かせます。
花は同属のハイビスカスによく似ていて、一日花ですが次々に蕾が付き開花します。
花色は写真の赤のほか、白、ピンク。
近年ではアメリカフヨウとの交配種で、花弁の幅の広い品種も流通しています。

▼アメリカフヨウとの交配種

モミジアオイ

深い切れ込みがある葉は紅葉に似ており、茎に互生します。
茎は株元から何本にも分枝して真っすぐに伸び、草丈1.5m~2mに成長します。
和名の「モミジアオイ」は、この葉の形とアオイに似た花に由来しています。

耐暑性、耐寒性ともに高く、強健な性質です。
真夏の直射日光にも負けない強さがあり、育てやすい植物です。
冬に地上部を枯らせて宿根し、春になれば再び芽吹きます。

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モミジアオイの育て方

モミジアオイ(コウショッキ)

栽培環境

日当たりの良い場所が適しています。
真夏の強い西日にも負けない強さがあるので、一日中陽が当たる場所でも元気に育ちます。
大きく育つので、鉢植えの場合は10号鉢以上の鉢が必要になります。

冬越し

寒さで落葉したら、地上部を地際でバッサリと刈り取ります。
土が凍ってしまうような寒冷地でなければ、そのまま戸外で越冬可能です。
凍結の心配がある場合は、腐葉土や敷き藁で凍結対策を施して下さい。

冬越し中の株は、やや乾燥気味に管理します。

水遣り

やや湿り気のある土壌を好む植物です。
庭植えの場合は、長く乾燥が続くようなら水やりをして下さい。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。

水切れをするとすぐに葉が垂れ下ります。
夏場の水切れには注意して下さい。

肥料

庭植えの場合は、元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ込んでおきます。
追肥は、5月~9月の生育期間中を通じて、月に1回程度、緩効性化成肥料を置き肥して下さい。

鉢植えの場合も同様に、緩効性化成肥料の置き肥をするか、液体肥料を週に1回程度、施します。

植え付け、植え替え

適期は3月~5月です。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土や堆肥を混ぜ込んで水はけの良い環境を作っておきます。
鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土7・腐葉土3などの一般的な配合土に、緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

植え替え

鉢植えの場合は、生育旺盛で根詰まりを起こしやすいので、一年に一度植え替えを行って下さい。
一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行います。

庭植えの場合も、数年に一度は植え替えを行って下さい。

増やし方(株分け、種まき)

株分け、種まきで増やすことが出来ます。
種まきについては下記「種まき」の項目を参照下さい。

株分け

適期は3月~5月です。
新芽が確認できたならば芽を付けて、まだ出ていない場合は、新しい元気な根が出ている部分を株分けして下さい。
モミジアオイの根は地中深くまで伸びており、株が充実していればかなりの太さになっています。
ハサミで切れない場合は、のこぎりなどを使って株分けを行って下さい。

種まき

種の採取

花後に出来る果実が茶色くカラカラに乾いたら、切り取って中から種を取り出します。
1つの果実で30~50個ほどの種が採取できます。
採取した種は未熟なものを取り除き、封筒などに入れて乾燥させ、涼しい場所で保管して下さい。

種まき

適期は5月頃です。
発芽温度が25℃程度と高めなので、暖かくなってから蒔いて下さい。

モミジアオイの種は固く、そのままだと発芽率が下がります。
種に傷をつけますが、中にある子房(白い部分)に傷をつけてしまうと発芽しなくなってしまいます。
ナイフなどで少しずつ削るか、コンクリトートや目の粗いヤスリで削って下さい。
刃物を使う場合は種が3㎜程度と小さいので、手を傷つけないよう注意します。
傷を付けた種は、一晩水に浸しておきます。

種まきはポットまきか箱まきで、覆土は種が隠れる程度。
水を切らさないように管理したら、7~10日程度で発芽します。
本葉が2~3枚程度になったらポット上げして下さい。
根が回ったら定植して下さい。

花柄摘み、支柱立て

種を採取しない場合は、早目に花柄を摘み取ります。
大きく育って、支柱が必要なようなら立てて下さい。

病気、害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

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