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カンパニュラ・ラプンクロイデス(ハタザオギキョウ)の育て方

更新日:

学名…Campanula rapunculoides
和名…ハタザオキキョウ(旗竿桔梗)
科名…キキョウ科
属名…ホタルブクロ属
原産国…ヨーロッパ
花色…紫
草丈…40cm~150㎝
日照…日なた~半日蔭
難易度…星
USDA Hardiness Zone:3 to 9

カンパニュラ・ラプンクロイデスの特徴

カンパニュラ

カンパニュラ・ラプンクロイデスは、ヨーロッパや西シベリアに分布する多年草です。
元来はヨーロッパ原産の植物でしたが、北米に導入されたものが帰化しており、北米では草地や丘陵、道端や線路沿いなどごく普通に見られる野草と化しています。

カンパニュラと言えば、イングリッシュガーデンには無くてはならない存在ですが、ラプンクロイデスが日本に渡来したのはブームの遥か前の大正時代です。
園芸用として親しまれ、ハタザオギキョウ(旗竿桔梗)の和名を持ちます。
強健な性質でよく繁殖することから、現在では栽培を逸失したものが関東以北の各地で野生化しています。

カンパニュラの仲間は北半球を中心に約300種が分布しており、日本にも数種が分布しています。
山野の道端などでよく目にするホタルブクロも同属のホタルブクロ属(カンパニュラ属)に分類されており、同じカンパニュラの仲間ということになります。

カンパニュラ・ラプンクロイデスの花期は5月~7月。
花期になると茎の上部に花茎を長く伸ばし、先端が5裂した釣鐘形の花を穂状に咲かせます。
花は花冠2~3㎝程度で短い花柄を持ち、下から上へと咲き進みます。
花茎は大きくなると80㎝を超え、見応えがあります。
ハタザオギキョウの和名は、旗竿状に咲くこの花姿に由来します。
花色は紫のみ。

▼カンパニュラ・ラプンクロイデスの花

カンパニュラ・ラプンクロイデス

葉は先の尖った長卵形で、縁に鋸歯があり茎に互生します。

ヨーロッパ原産の植物なので、日本の高温多湿な気候は苦手な性質です。
ラプンクロイデスは、カンパニュラの中では比較的暑さに強い品種ですが、関東以南では夏場に西日が当たらない場所が適しています。

花後には地上部を枯らせてロゼット状の葉を展開し冬越しします。
耐寒性が高く丈夫な性質でよく増え、こぼれ種でも発芽します。

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カンパニュラ・ラプンクロイデスの育て方

カンパニュラ・ラプンクロイデスの育て方

栽培環境

日当たりを好みますが、高温多湿の気候は苦手な性質です。
風通しと水はけが良い場所で育てて下さい。
暖地で庭植えの場合は、西日を避けられる落葉樹の東側などがお勧めです。
日照時間が足りないと徒長して花付きも悪くなるので、少なくとも半日程度は日の当たる場所で育てて下さい。

株は年々大きくなるので、ある程度の広さが必要です。

冬越し、夏越し

冬越し

耐寒性は強く北海道でも帰化しているほどなので、特に対策無しで越冬可能です。

夏越し

関東以北では、そのまま対策無しで夏越し可能です。
暖地で鉢植えの場合は、西日が避けられる半日蔭の場所に移動して下さい。
蒸れを防ぐために花が終わった花茎は、株元から10㎝程度の高さで切り戻します。
時期が早ければ、もう一度伸びて、花を咲かせます。

水遣り

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫ですが、乾燥が長く続くようなら水やりをして下さい。

鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
冬場は成長が止まるので、乾燥気味に管理します。

肥料

庭植え、鉢植えともに、4月~6月の生育期に緩効性化成肥料を施します。

植え付け、植え替え

3月~4月、9月~10月が適期です。

植え付け

酸性土壌を嫌います。
庭植えの場合は、あらかじめ用土に苦土石灰を混ぜて土壌を中和しておいてください。
さらに腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作り、元肥として堆肥を混ぜ込んでおきます。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)6・腐葉土4などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

直根性で移植を嫌います。
植え付けの際は根鉢を崩さずに植え付けて下さい。

植え替え

鉢植えの場合は、生育旺盛なので、根詰まりをしているようなら植え替え行って下さい。
一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行います。

庭植えの場合は、特に必要ありませんが、増えすぎているようなら株分けを兼ねて植え替えを行って下さい。

増やし方(株分け)

株分け、種まきで増やすことが出来ますが、地下茎でよく増えるので株分けが簡単です。

株分け

適期は3月~4月、9月~10月です。
掘り上げた株を切り分けて、植え付けて下さい。

病気、害虫

風通しが良く、水はけの良い場所であれば病害虫の心配はほとんどありません。
風通しが悪い場所だと、ハダニなど様々な病害虫が発生するので注意が必要です。

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