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ワイルドオーツの育て方

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学名…Chasmanthium latifolium
和名…シュッコンコバンソウ(宿根小判草)
別名…西洋コバンソウ、ニセコバンソウ
科名…イネ科
属名…カスマンティウム属
原産国…北アメリカ
草丈…40㎝~100㎝
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:3 to 8

ワイルドオーツの特徴

ワイルドオーツ

ワイルドオーツは、北アメリカに分布するイネ科カスマンティウム属の多年草です。
分布域はアメリカ東部からメキシコ北部に広がっており、河川敷、川の近くの岩場、森林の斜面など、水場の近くの日当たりの良い場所に自生しています。
風に揺れる花穂が美しく、世界で広く栽培されているグラス類の一種です。

ワイルドオーツの花期は7月~8月。
花期になると、茎の上部に花序を出し、コバンソウに似た小穂を多数付けます。
小穂は押しつぶされたように平たい形をしており、細い茎で花序に下垂します。
小穂には、イネ科の植物に見られるうろこ状に変化した苞葉(穎:エイ)が並んでおり、穎の中には雄しべと雌しべのみの小さな花があります。

▼ワイルドオーツの小穂

ワイルドオーツ

穎の中の花は受粉すると実になり、穎は花後も残ります。
小穂は花の時期には明るい緑色をしており、秋から冬になると茶色く色付きます。
※穎の縁が線状に赤くなることがあります。

花から実の時期まで観賞期間が長く、美しい小穂はドライフラワーにもよく利用されます。
扁平な小穂はかすかな風にもよく揺れ、風情のある草姿です。

▼ワイルドオーツの色付いた小穂

ワイルドオーツ

葉は披針形で互生し、茎は真っ直ぐに伸び、花序はやや下垂します。
草丈40~100㎝程度に成長し、株元から多数の茎を伸ばして株立ちになります。
葉に白い斑の入る斑入り品種もあります。

▼ワイルドオーツの葉の様子

ワイルドオーツ

耐寒性、耐暑性に優れており、放任でも良く育ちます。
自生地は河川の近くなどですが、根が張れば乾燥にもよく耐えます。
地下茎でどんどん増えそうな草姿をしていますが、大株になるだけなので困ることはありません。
病害虫の発生もほとんどなく、育てやすい植物です。

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ワイルドオーツの育て方

ワイルドオーツの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
日光を好む植物なので、よく日の当たる場所で育てて下さい。

冬越し、夏越し

耐寒性、耐暑性に優れており、特に対策の必要はありません。
冬に葉が枯れたら、地際よりやや上で地上部を刈り取って下さい。

水やり

庭植えの場合は、根が張ればほぼ降雨のみで大丈夫です。

鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷりと。
冬越し中の株はやや乾燥気味に管理します。

肥料

あまり多くの肥料を必要とする植物ではあまりせん。

庭植えの場合は、生育に問題がなければ肥料を施す必要はありません。
鉢植えの場合は、春と秋に、緩効性化成肥料を株元に置き肥して下さい。

植え付け、植え替え

適期は春と秋です。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作っておいて下さい。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土7・腐葉土3などの一般的な配合土を使います。

植え替え

鉢植えの場合は、根詰まりをしているようなら植え替えを行って下さい。
一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けをします。

庭植えの場合は植え替えの必要はありませんが、大株になりすぎているようなら株分けをして下さい。

増やし方(株分け、種まき)

株分けと種まきで増やすことが出来ます。

株分け

適期は植え替え時の春か秋です。
掘り上げた株を分けて植え付けて下さい。

種まき

種の採取

秋に小穂が茶色く熟したら採取して下さい。
種は密封容器に入れて冷蔵庫などで保管します。

種まき

適期は春の3月~4月頃です。

種はポットや播種箱に2~3粒ずつまき、軽く覆土します。
発芽までは乾かさないように管理します。
発芽後に生育を見て間引き、播種箱に植えたものはポット上げして下さい。
ポットに根が回ったら定植します。

病気・害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

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