宿根草・多年草、一年草・二年草の草花、庭木などガーデニング植物の特徴、育て方、増やし方などについて紹介しています。

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宿根バーベナの育て方

更新日:

学名…Verbena tenera
別名…テネラ
科名…クマツヅラ科
属名…クマツヅラ属(バーベナ属)
原産国…南北アメリカの熱帯~亜熱帯
花色…白、赤、ピンク、紫
草丈…15cm~25cm
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:7b to 10b

宿根バーベナの特徴

宿根バーベナ

バーベナの仲間は南北アメリカの熱帯~亜熱帯にかけて約250種が自生しおり、一年草タイプのものと多年草タイプのものがあります。
日本で自生しているクマツヅラ(Verbena officinalis)もバーベナの仲間です。

その中で、ブラジル南部原産のテネラ種(V. tenera)が「宿根バーベナ」または「バーベナ・テネラ」の名前で流通します。
宿根バーベナは、一般的に寒さに弱く一年草として扱う品種に比べて、耐寒性が比較的高いのが特徴です。

花期は5月~10月。
茎の頂部に、花径1㎝程度の小さな花を数輪まとまって手毬状に咲かせます。
夏場は花数が少なくなりますが、長い花期の間、次々と開花します。
花色は、白、赤、ピンク、紫。

▼宿根バーベナの花

宿根バーベナ

葉は羽状に細かく切れ込み、茎はよく分枝して地面を這うように横に広がります。
グランドカバーとしてよく利用されます。

冬になると地上部はほぼ枯れてしまいますが、春になると再び芽吹いて花を咲かせてくれます。
耐寒性はそこそこで、関東以西の平地であれば対策無しで冬越し可能です。

宿根バーベナの主な品種

バーベナ・テネラ(Verbena tenera)

宿根バーベナ

ブラジル南部原産のバーベナで、ヒメビジョザクラと呼ばれることもあります。

「タピアン」シリーズ(Tapien Series)

バーベナ タピアン

タピアンはサントリーフラワーが開発した園芸品種で、テネラをより強く花付き良く改良したものです。
紫、紅色、ピンク、やや紫を帯びた白など、豊富な花色が揃います。

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宿根バーベナの育て方

宿根バーベナの育て方

栽培環境

日当たりの良く、水はけの良い環境が適しています。
耐暑性は高く、真夏の直射日光に当たっても元気に花を咲かせてくれます。

冬越し

秋に完全に花が終わったら、短く刈り込みます。

耐寒性は高い方ではありませんが、暖地ではそのまま戸外で冬越し可能です。
その他の地域では、霜よけなどを設置して下さい。
寒冷地の場合は、根を崩さないように掘り上げてプランターに移し、温かい場所で冬越しします。

小さな苗の場合は、暖地であっても寒さには注意が必要です。
その場合は株元をマルチングして防寒対策を施します。

水遣り

庭植えの場合は、一度根付けば、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
真夏に乾燥が続くようなら水やりをして下さい。

鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと。
乾燥には比較的強い性質です。

肥料

花期が5月~10月と非常に長いので、肥料が必要になります。

庭植えの場合は、元肥として用土に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥は、緩効性肥料の置き肥か、液体肥料を月に2回程度、施します。
鉢植えの場合も同様です。

肥料が切れると花付きが悪くなります。

植え付け・植え替え

適期は4月~5月です。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込み、元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)7・腐葉土3などの一般的な配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

植え替え

鉢植えの場合は、根詰まりしているようなら植え替えを行って下さい。
庭植えの場合は、特に必要ありません。

花柄摘み・切り戻し

花柄摘みをしないと、徒長して草姿が乱れます。
花が終わった花茎は付け根から切り取ります。
花期の途中でも姿が乱れたら、切り戻しを行って下さい。
1週間~10日ほどで新しい芽が出てきます。
切り戻しの位置は、草丈の1/2~1/3位で、必ず株元の葉を数枚残します。

増やし方(挿し芽)

挿し芽で増やすことが出来ます。

さし芽

適期は春~初夏、または秋です。
しっかりした茎を先端から5㎝~10㎝程度に切り取って挿し穂にします。
下の葉を取り除いて水揚げをしたら、挿し木用土に挿して下さい。

地面に触れている部分から発根している事もあるので、そちらを移植しても増やすことが出来ます。

病気・害虫

うどんこ病

高温多湿の時期にバーベナに発生しやすい病気ですが、宿根バーベナではあまり発生しません。

発生すると、葉や茎が白い粉をまぶしたように白くなります。
放置していても枯れてしまうことはありませんが、株が弱ります。
風通しを良くして発生を予防して下さい。

発生してしまった場合は、薬剤で病気の拡大を防ぎます。

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