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ブルビネラの育て方

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学名…Bulbinella
別名…キャッツテール
科名…ツルボラン科
属名…ブルビネラ属
原産国…南アフリカ
花色…黄、オレンジ、白
草丈…50㎝~100㎝
日照…日なた
難易度…星星
USDA Hardiness Zone:6 to 9

ブルビネラの特徴

ブルビネラの特徴

ブルビネラの中は、南アフリカ、ニュージーランドに15種~20種が分布する多年草です。
主に栽培されるのは、南アフリカケープ地方原産のブルビネラ・フロリバンダ種(Bulbinella floribunda)です。
日本へは1970年代に渡来し、生け花の花材の他、花束やフラワーアレンジメントにもよく利用されています。

花期は3月~4月。
スラリと真っすぐに伸びた花茎の先に、花径1㎝ほどの小さな花を穂状に咲かせます。
下から上へと咲きあがる花は、6枚の花被片を持つ星型で愛らしい形をしています。

▼ブルビネラの花

ブルビネラ

花色は、黄色、オレンジ、白。
花茎は50㎝~100㎝程度に真っすぐ伸び、鮮やかな花色で早春の庭を彩ります。

葉は細い線形で株元から密生し、全体の草姿はトリトマに似ています。
秋から春にかけて生育し、夏には地上部を枯らせて休眠します。
根は球根ではありませんが、掘り上げて保存出来るため、球根植物として扱われるのが一般的です。

多湿な環境が苦手で、暖地では夏の休眠期に枯れてしまうことがありますが、鉢植えにして雨の当たらない涼しい場所に置いておくと、容易に夏を越します。
耐寒温度は-5℃程度で、寒さには強い性質です。

よく似た名前の植物にブルビネがあり混同されますが、別属の植物です。
同じツルボラン科ですが、ブルビネはブルビネ属、ブルビネラはブルビネラ属に分類されています。

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ブルビネラの育て方

ブルビネラの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
夏の休眠期に多湿な環境になると根が腐りやすいので、心配な場合は根を掘り上げるか、鉢植えで育てるのがお勧めです。

庭植えの場合は、夏の間に日陰になる落葉樹の下などに植えると夏越しが比較的容易になります。

冬越し、夏越し

冬越し

耐寒温度は-5℃程度です。
暖地では特に対策の必要はありません。
最低気温が-5℃以下になるような地域では室内で管理して下さい。

夏越し

多湿な環境で根が腐りやすくなります。
鉢植えの場合は、花が終わって葉が枯れ始めたら徐々に水やりの回数を減らし、休眠期には完全に水を断ちます。
秋まで雨の当たらない涼しい場所で保管して下さい。

庭植えの場合は、心配なら根を掘り上げます。

水遣り

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
長く雨が降らずひどく乾燥するようなら水やりをして下さい。

鉢植えの場合は、9月下旬頃から花後に葉が枯れ始めるまでは、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
休眠期には完全に水を断ちます。
冬越し中の株は、やや乾燥気味に管理します。

肥料

あまり多くの肥料を必要とする植物ではありません。

庭植えの場合は、元肥として用土に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥の必要はありません。

鉢植えの場合は、元肥の他、12月~1月の成長期に液体肥料を月に2回程度、施して下さい。

植え付け、植え替え

適期は9月下旬~10月です。
あまり早く植え付けると、高温多湿で根が傷むので、涼しくなってから植え付けて下さい。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作って下さい。
さらに元肥として、緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
株間は20㎝~30㎝程度、覆土は3㎝程度です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)7・腐葉土3などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。
6号鉢に1株が目安で、覆土は1㎝程度です。

植え替え

鉢植えの場合は、根が混み合うと生育に影響するので、1~2年に一度、植え替えを行います。
水を切って鉢のまま休眠させ、9月下旬~10月頃に球根を掘り上げます。
一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行って下さい。

庭植えの場合は、増えすぎて株が混み合っているようなら、同様に秋に株分けを兼ねて植え替えを行います。

球根の掘り上げ

球根を毎年掘り上げる必要はありませんが、暖地で庭植えにしている場合は、夏に枯れてしまうことが多いので、掘り上げた方が安心です。
6月になって葉が枯れ始めたら株を掘り上げて、乾燥したバーミキュライトなどに埋めて、涼しい場所で保管して下さい。

花茎切り

花が終わった花茎は切り取って下さい。

増やし方(株分け)

株分けで増やすことが出来ます。

株分け

適期は9月下旬~10月の植え替え時です。
掘り上げた株を、好みの大きさに割って植え付けます。
小さく分けることも可能なので、数を増やしたい場合は、株元の部分を少し付けた根を1本ずつ分けて植え付けます。

病気・害虫

アブラムシ

蕾や花にアブラムシが発生することがあります。
見つけ次第、薬剤などで駆除して下さい。

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