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クロバツメクサ(ブラッククローバー)の育て方

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学名…Trifolium repens var.nigricans(Trifolium repens f.nigricans)
別名…クロツメグサ、クローバー・ティント・セピア
科名…マメ科
属名…トリフォリウム属(シジャクソウ属)
原産国…シロツメクサ(ヨーロッパ原産)の園芸品種
花色…白
草丈…10cm~20cm
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:Not Applicable

クロバツメクサ(ブラッククローバー)の特徴

クロバツメクサ(ブラッククローバー)

クローバーの仲間は、地中海沿岸地域やアフリカ大陸、南アメリカなどを中心に約260種が分布する一年草、または多年草です。
日本に分布しているクローバーの仲間はシャジクソウ(Trifolium lupinaster)のみでしたが、シロツメクサ(T. repens)などの種が牧草や緑肥、観賞用として導入され、現在では多くの種が帰化状態にあります。

シロツメクサは地中海沿岸地域に分布する多年草で、そのシロツメクサの変種であるのが、本種クロバツメクサ(T. repens var. nigricans)です。

クロバツメクサは、その名の通り黒い葉色が美しいクローバーの一種です。
クロバツメクサの葉は、中心が黒紫色、周囲が緑色で、独特のシックな葉色をしています。
通常、シロツメクサでは三出複葉、いわゆる三つ葉が普通ですが、クロバツメクサでは四つ葉また五つ葉が多いのが特徴です。
そのため、「四つ葉のクローバー」「ラッキークローバー」の名前でもよく流通します。

▼クロバツメクサの葉

クロバツメクサ(ブラッククローバー)

カラーリーフとして観賞価値の高いクロバツメクサですか、春になるとシロツメクサと同じように花を咲かせます。
花は小さな小花が密集した球形で、シロツメクサの花と同じです。
花色は白。

▼クロバツメクサの花

クロバツメクサ

茎は地面を這いながら横に広がり、草丈10~20㎝程度に成長します。
地面を覆うように成長するため、グランドカバーとしてよく利用されます。

耐寒性はありますが、何度も霜にあたると株の勢いがなくなります。
放任でもよく花を咲かせ、よく広がります。
シロツメクサほど繁殖力は高くないので、増えすぎて困ることもあまりありません。

クロバツメクサ同様に、シロツメクサの仲間で観賞用として栽培されるものには、猫じゃらしのようなフワフワとした花穂を付けるトリフォリウム・バニーズや、赤い炎のような花穂が特徴のストロベリーキャンドルなどもあります。

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クロバツメクサ(ブラッククローバー)の育て方

クロバツメクサ(ブラッククローバー)の育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
真夏の強い日差しで葉焼けを起こすことがあるので、強い西日が当たらない場所だと理想的です。

冬越し

耐寒温度は-5℃程度で、そのまま戸外で冬越し可能です。
霜に当たると葉が多少傷むので、気になる場合は霜の当たらない場所に移動するか、霜よけを設置して下さい。

最低気温が-5℃を下回るような地域では、室内に取り込んで冬越しをさせて下さい。

水遣り

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
冬場はやや乾燥気味に管理して下さい。

肥料

庭植えの場合は、ほとんど必要ありません。
鉢植えの場合は、4~6月、9~10月の生育期に、液体肥料を月に1回程度施して下さい。

多肥な環境で育つと徒長して草姿が乱れます。
肥料は控え目を心がけて下さい。

植え付け、植え替え

適期は春の4月、秋の10月です。

植え付け

庭植えの場合は、水はけが悪いようなら用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作って下さい。
さらに元肥として、少量の緩効性化成肥料を施しておきます。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)7・腐葉土3などの一般的な配合土を使います。

植え替え

根詰まりを起こしやすいので、鉢植えの場合は1~2年に一度、植え替えを行います。
一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行って下さい。

庭植えの場合は特に必要ありませんが、増えすぎているようなら株分けを行って下さい。

増やし方(株分け)

株分けで増やすことが出来ます。

株分け

適期は植え替え時の、4月、10月です。

根が伸びている茎があれば、茎を切り取って植え付けます。
または、掘り上げた株を、丁寧に手で割って植え付けます。

どちらの場合も、花がついている場合は切り取って下さい。

病気・害虫

ハダニ、アブラムシが発生することがあります。
見つけ次第駆除して下さい。

ハダニは水に弱いので、葉裏に水をかけることで数を減らすことが出来ます。
被害が大きい場合は、薬剤で対処して下さい。

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