ガーデニングの図鑑

宿根草・多年草、一年草・二年草の草花、庭木などガーデニング植物の特徴、育て方、増やし方などについて紹介しています。

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ガザニアの育て方

更新日:

学名…Gazania
別名…クンショウギク(勲章菊)
科名…キク科
属名…クンショウギク属(ガザニア属)
原産国…南アフリカ
花色…白、黄、赤、ピンク、オレンジ、複色
草丈…15㎝~40cm
日照…日なた
難易度…星星
USDA Hardiness Zone:9 to 11

ガザニアの特徴

ガザニア

ガザニアの仲間は、南アフリカを中心に約40種が分布する多年草です。
本来は多年草ですが、多湿な環境にやや弱く、梅雨の季節に枯れたり寒さで枯れることがあるため、一年草として扱われることもあります。

一般的に流通しているのは、ガザニア・リゲンス種(Gazania rigens)やガザニア・リネアリス種(G.linearis)などのいくつかの原種を元に作出された園芸品種です。
ヨーロッパ各国で盛んに品種改良が行われ、現在では数多くの品種が流通しています。
日本への渡来は大正時代です。

花期は5月~10月。
花期になると花茎を伸ばし、花径5㎝~8㎝程度のガーベラに似た鮮やかな色の花を咲かせます。
長い花期の間、花は次々と咲き続けます。
花は日が暮れたり曇っていたりすると閉じる性質があります。
※閉じない品種もあります。
花色は白、黄、赤、ピンク、オレンジ、複色。

▼ガザニアの花

ガザニア

葉はへら状、または羽状で、葉柄は無く地際で茂ります。
葉色は緑のものの他、シルバーリーフの品種もあります。

▼シルバーリーフのガザニアの葉

ガザニア

多湿と寒さに弱いものの本来は強健な性質で、暖地では道路脇にグランドカバーとして植えられています。
真夏には花付きが悪くなりますが、秋にはまた株一杯に花を咲かせます。

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ガザニアの育て方

ガザニアの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
日当たりが悪いと徒長し、花付きが悪くなります。
日陰では花が開かないのので、よく日の当たる場所で育てて下さい。

夏越し、冬越し

夏越し

暑さには強い性質ですが、多湿な環境が苦手です。
鉢植えの場合は、軒下などの雨を避けることができる場所に移動して下さい。

冬越し

耐寒温度は-3℃程度です。
暖地であればそのまま対策無しで冬越し可能です。
強い霜に当たったり凍結すると枯れることがあるので、心配な場合は、株元を腐葉土でマルチングするなどの対策を施します。
寒冷地の場合は、日の当たる室内で管理して下さい。

冬越し中の株は、やや乾燥気味に管理します。

水遣り

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土がよく乾いてからたっぷりと水やりをして下さい。

乾燥気味な環境を好み多湿を嫌う性質です。
水のやりすぎに注意して下さい。

肥料

植え付け時に、元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥は、春の3月~5月、秋の9月~10月に、緩効性化成肥料や液体肥料を定期的に施します。

花期の間には次々と花をつけるので、肥料切れさせないようにします。
真夏は開花が鈍るので、肥料を与える必要はありません。

植え付け・植え替え

適期は3月中旬~5月、9月中旬~10月です。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込み、水はけの良い環境を作ります。
さらに元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
株間は20㎝程度です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土にパーライトを2割ほど混ぜて水はけの良い土を作ります。
または赤玉土(小粒)5・腐葉土3・パーライト2などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

植え替え

鉢植えの場合は、根詰まりしているようなら植え替えを行います。
一回り大きな鉢に植え変えるか、株分けをして下さい。

庭植えの場合は、株が込み合って花付きが悪くなるようなら、株分けを兼ねて植え替えを行って下さい。

日常の管理

枯れた花をそのままにしておくと、種が出来て栄養を取られるので、付け根から切り取ります。
梅雨の時期に蒸れて生育が悪くなるようなら、混み合った葉を切り取って風通しを良くしてやります。

増やし方(株分け、挿し芽、種まき)

株分け、挿し芽、種まきで増やすことが出来ます。
種まきについては下記「種まき」の項目を参照下さい。

株分け

植え替え時に、1株に3~5芽が付くように分けて下さい。

挿し芽

適期は3月中旬~5月、9月~10月です。

芽の先端から7~10cmほど茎を切り取って挿し穂にします。
下の方にある葉を取り除き、水揚げをしたら挿し木用土に挿して下さい。
明るい日陰で水を切らさないように管理して、発根を待ちます。

種まき

一代交配種(F1)では種ができないことが多いです。
また出来ても発芽しなかったり、発芽しても親株と同じ性質のものは育ちません。
増やしたい場合は、挿し芽や株分けで増やします。

種の採取

花後に綿毛のついた種ができます。
花が枯れて茶色く乾いたら採取して下さい。
種は綿毛の元の部分に付いているので、しっかりと膨らんで熟した種だけ採取します。
採取した種は、封筒などに入れ、さらに密閉容器に入れて冷暗所で保管します。

種まき

適期は3月~4月、9月中旬~10月です。
暖地の場合は秋まきをします。

発芽温度は15℃~20℃です。
ポットに2~3粒ずつまき、覆土は種が隠れる程度。
発芽したら間引き、本葉が5~6枚程度になったら定植して下さい。

病気・害虫

うどんこ病

初夏や秋に発生しやすく、葉が小麦粉をまぶしたように白くなります。
日当たりと風通しの悪い環境で発生しやすい病気です。
発生した場合は、白くなった葉を取り除いて下さい。

アブラムシ

春先に発生しやすくなります。
見つけ次第、駆除して下さい。

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