宿根草・多年草、一年草・二年草の草花、庭木などガーデニング植物の特徴、育て方、増やし方などについて紹介しています。

ガーデニングの図鑑

多年草・宿根草 グランドカバー

シバザクラの育て方

更新日:

学名…Phlox subulata
和名…芝桜(シバザクラ)
別名…モスフロックス
科名…ハナシノブ科
属名…フロックス属
原産国…北アメリカ
花色…ピンク、白、紫、青、複色
草丈…10㎝~15㎝(ほふく性)
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:3 to 9

シバザクラの特徴

シバザクラ

シバザクラは、北アメリカに分布するハナシノブ科フロックス属の常緑性多年草です。
分布域は、五大湖周辺のカナダ・オンタリオ州~アメリカ・ミシガン州、ニューヨーク州~テネシー州、アパラチア山脈~ノースカロライナ州にあり、やや乾燥気味の砂地や岩場、森林地帯の開けた場所や斜面に自生しています。
日本へは江戸時代末期~明治初期にかけてヨーロッパ経由で渡来しており、観賞用として広く栽培されています。

シバザクラの花期は4月~5月。
花期になると、細かく分枝した茎の頂部に、花径1~2㎝程度の小さな花を咲かせます。
花は基部が長い筒状で花冠が深く5裂して、平らに開きます。
各裂片は先端が浅く2裂しており、サクラの花に似ています。

▼シバザクラの花

シバザクラ

花色はピンク、白、紫、青など。

▼ピンクに白い覆輪の入ったシバザクラ

シバザクラ

花付きが非常に良く、最盛期には花の絨毯のように株を覆います。
5月の花のシーズンになると、日本各地でシバザクラの花の絨毯を見ることが出来ます。

▼シバザクラの花の絨毯

シバザクラの絨毯

葉は披針形で堅く、対生します。
茎は細かく分枝して地面を這うように広がります。
草丈は10~15㎝と低く、一株で径50㎝ほどに広がります。
グランドカバーとしてよく利用されますが、踏圧には弱いので、人に踏まれない場所が適しています。

▼シバザクラの葉

シバザクラ

常緑性ですが、冬場は葉が茶色くなります。
耐寒性があり、病害虫の発生もほとんど無く、育てやすい植物です。

スポンサーリンク

シバザクラの育て方

シバザクラ

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
日当たりが悪いと徒長して花付きも悪くなり、本来の美しい草姿で育ちません。
夏場に蒸れると株が枯れやすくなるので、風通しの良い場所だと理想的です。

夏越し、冬越し

夏越し

夏の蒸れには弱いところがあるので、花が終わって梅雨に入る前までに切り戻しを行います。
花がらを切り取るようにばっさりと刈り込んで下さい。
1か月ほどで新しい芽が吹いて来ます。

冬越し

寒さには強い性質です。
防寒対策無しでそのまま庭で冬越し可能です。

水やり

一旦根付けば、庭植えの場合はほぼ降雨のみで大丈夫です。

鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷりと。
過湿に弱い性質なので、水のやりすぎには注意して下さい。

肥料

芽が動き出す前の3月と花後の6月に緩効性化成肥料を置き肥します。
窒素分が多いと花付きが悪くなるので、バランスの良い肥料を使って下さい。

植え付け、植え替え

適期は3月下旬~6月、9月下旬~11月中旬です。

植え付け

庭植えの場合は、水はけの良い環境が大切です。
水はけが悪い場合は、用土に腐葉土やパーライトなどを混ぜ込んで水はけの良い環境を整えて下さい。
株間は20~30㎝程度です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土に川砂を1割程度混ぜるか、赤玉土(小粒)7・腐葉土3などの配合土を使います。

植え替え

数年が経過すると、株元の茎には葉が付かなくなり、そこだけ剥げたようになることがあります。
植え替えを行うか切り戻しを行って下さい。
芝生と同じように目土を入れても新芽が吹いて来ます。

目土

株元の葉が少なくなり、地面から浮き上がった状態になったら、目土を入れます。
上から土を入れて、茎と地面が密着するようにします。
茎の節から発根して新芽を吹き、株が再生します。

増やし方(株分け、挿し木)

株分け、挿し木で増やすことが出来ます。

株分け

適期は花後の6月頃か、秋の9月~10月です。
茎の節から根が出ているので、切り離して植え付けて下さい。

挿し木

適期は9月下旬~10月下旬です。
茎の先端を5~6㎝程度に切り取って挿し穂にします。
下葉を取り除いて水揚げをしたら、挿し木用土に挿します。
発根には20日ほどかかります。
水を切らさないように明るい日陰で管理して下さい。

病気・害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

-多年草・宿根草, グランドカバー
-, , , ,

Copyright© ガーデニングの図鑑 , 2018 All Rights Reserved.