ガーデニングの図鑑

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シバザクラ(芝桜)の育て方

更新日:

学名…Phlox subulata
和名…芝桜(シバザクラ)
別名…モスフロックス
科名…ハナシノブ科
属名…フロックス属
原産国…北アメリカ
花色…ピンク、白、紫、青、複色
草丈…10㎝~15㎝(ほふく性)
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:3 to 9

シバザクラ(芝桜)の特徴

シバザクラ

シバザクラは、北アメリカ原産の常緑性の多年草です。
主な自生地は北米東部のアパラチア山脈からノースカロライナ州などで、やや乾燥気味の砂地や岩場、開けた森林地帯に分布しています。
日本へは江戸時代末期から明治初期にかけてヨーロッパ経由で渡来しました。

花期は4月~5月。
細かく分枝した茎の頂部に、花径1㎝程度のサクラに似た小さな花を咲かせます。
花付きが非常に良く、最盛期には花の絨毯のように株を覆います。
花色はピンク、白、紫、青などなど。
5月の花のシーズンになると、日本各地でシバザクラの花の絨毯を見ることが出来ます。

▼シバザクラの絨毯

シバザクラの絨毯

葉は披針形で堅く、茎はよく分枝して地面を這うように広がります。
草丈は10㎝~15㎝と低く、一株で径50㎝ほどに広がります。
グランドカバーとしてよく利用されますが、踏圧には弱いので、人に踏まれない場所が適しています。

▼シバザクラの葉

シバザクラ

常緑性ですが、冬場は葉が茶色くなります。
耐寒性があり、病害虫の発生もほとんど無く、育てやすい植物です。

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シバザクラ(芝桜)の育て方

シバザクラ(芝桜)の育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
日当たりが悪いと徒長して花付きも悪くなり、本来の美しい草姿で育ちません。
夏場に蒸れると株が枯れやすくなるので、風通しの良い場所だと理想的です。

夏越し、冬越し

夏越し

夏の蒸れには弱いところがあるので、花が終わって梅雨に入る前までに切り戻しを行います。
花がらを切り取るようにばっさりと刈り込んで下さい。
1か月ほどで新しい芽が吹いて来ます。

冬越し

寒さには強い性質です。
防寒対策無しでそのまま庭で冬越し可能です。

水遣り

一旦根付けば、庭植えの場合はほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷりと。
過湿に弱い性質なので、水のやりすぎには注意して下さい。

肥料

芽が動き出す前の3月と花後の6月に緩効性化成肥料を置き肥します。
窒素分が多いと花付きが悪くなるので、バランスの良い肥料を使って下さい。

植え付け、植え替え

適期は3月下旬~6月、9月下旬~11月中旬です。

植え付け

庭植えの場合は、水はけの良い環境が大切です。
水はけが悪い場合は、用土に腐葉土やパーライトなどを混ぜ込んで水はけの良い環境を整えて下さい。
株間は20㎝~30㎝程度です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土に川砂を1割程度混ぜるか、赤玉土(小粒)7・腐葉土3などの配合土を使います。

植え替え

数年が経過すると、株元の茎には葉が付かなくなり、そこだけ剥げたようになることがあります。
植え替えを行うか切り戻しを行って下さい。
芝生と同じように目土を入れても新芽が吹いて来ます。

目土

株元の葉が少なくなり、地面から浮き上がった状態になったら、目土を入れます。
上から土を入れて、茎と地面が密着するようにします。
茎の節から発根して新芽を吹き、株が再生します。

増やし方(株分け、挿し木)

株分け、挿し木で増やすことが出来ます。

株分け

適期は花後の6月頃か、秋の9月~10月です。
茎の節から根が出ているので、切り離して植え付けて下さい。

挿し木

適期は9月下旬~10月下旬です。
茎の先端を5~6㎝程度に切り取って挿し穂にします。
下葉を取り除いて水揚げをしたら、挿し木用土に挿します。
発根には20日ほどかかります。
水を切らさないように明るい日陰で管理して下さい。

病気・害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

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