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バイカウツギ(梅花空木)の育て方

更新日:

学名…Philadelphus satsumi
和名…バイカウツギ(梅花空木)
別名…サツマウツギ、フスマウツギ
科名…アジサイ科
属名…バイカウツギ属
原産国…日本
花色…白
樹高…2m~3m
日照…日なた~半日蔭
難易度…星星
USDA Hardiness Zone:

バイカウツギ(梅花空木)の特徴

バイカウツギ

バイカウツギは、日本の本州、四国、九州に自生する落葉性の低木です。
古くから庭木や茶花として親しまれてきた花木です。

花期は5月~6月。
枝先に、4枚の花弁を持つ花径3~4㎝の花を、1輪から数輪まとまって咲かせます。
花は梅の花に似ており、芳香があります。
花色は白のみで、一重咲きの他、半八重、八重咲き品種も流通しています。

▼八重咲きのバイカウツギ

バイカウツギ

葉は先の尖った卵形で、枝に対生します。
枝はよく分枝し、樹高2m程度に成長します。
ウツギの名の通り、茎の中は中空で、「バイカウツギ」とは「梅に似た花を咲かせる茎が中空の木」という意味です。

放っておくと樹形が乱れるので、剪定は必要になりますが、育てやすい樹木です。
自生地の北限は岩手県南部です。

バイカウツギの主な品種

古くから芳香を楽しむ樹として品種改良はあまり盛んではありませんでしたが、近年ではセイヨウバイカウツギの園芸品種が流通するようになっています。

セイヨウバイカウツギ ‘ベル・エトワール’(Philadelphus grandiflors ‘Belle Etoile’)

セイヨウバイカウツギ ベル・エトワール

Photo credit: FarOutFlora via Visual hunt / CC BY

セイヨウバイカウツギの園芸品種で、花の中心がほのかにピンク色になります。
強い芳香を持ち「香りバイカウツギ」の名前でも流通しています。
花期になると風に乗って甘い香りが庭に漂います。

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バイカウツギ(梅花空木)の育て方

バイカウツギ(梅花空木)の育て方

栽培環境

日なたを好みますが、半日蔭でも育ちます。
日照時間が足りないと花付きが悪くなるので、美しい花と香りを楽しむためには、できればよく日の当たる場所で育てて下さい。
強い西日を嫌うので、西日が当たらない場所が適しています。

夏越し、冬越し

夏越し

日本に自生しているので、特に対策無しで夏越し可能です。

冬越し

耐寒性は強く、そのまま庭で越冬可能です。

自生地の北限は岩手県ですが、北海道でも栽培されています。
雪の重みで枝が折れることがあるので、雪が多い地方では枝を束ねるなどの対策を施して下さい。

水遣り

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと。

肥料

1月~2月に寒肥として、緩効性化成肥料や、油粕と骨粉を混ぜたものを株元に施します。
花後はお礼肥として、同様の肥料を与えると生育がよくなります。

植え付け・植え替え

適期は12月、2月~3月の落葉期です。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土や堆肥などを混ぜ込んで肥沃な土壌を作っておきます。
鉢植えの場合は、赤玉土2・腐葉土1などの配合土を使います。

植え替え

鉢植えの場合は2~3年に一度、植え替えを行って下さい。

剪定

放任していても花はよく付きますが、かなりワイルドな樹形になります。
成長も早いので、1年に一度は剪定を行った方が美しい樹形を保てます。

適期は花後の6月中旬~7月中旬です。
8月になると翌年の花芽が作られるので、花後すぐに剪定を行って下さい。
バイカウツギの花芽はその年に伸びた新しい枝の節に付くので、あまり強い剪定を行うと翌年の花付きに影響します。

剪定方法

古くなって花付きが悪くなった枝を株元から間引きます。
長く伸びすぎた枝があれば、枝分かれしている部分で切り取って下さい。
また内側で葉が茂って、風通しや日当たりを妨げているような枝も枝分かれしている部分で切り取ってやって下さい。

増やし方

挿し木で増やすことが出来ます。

挿し木

適期は6月上旬~7月上旬です。

挿し穂には当年枝(その年に伸びた枝)を使います。
枝の緑が抜けてきて固まりかけたら、先端から10㎝程度の長さに切って下さい。
水揚げをしたら挿し木用土に挿します。
発根までは水を切らさないように明るい日陰で管理して下さい。

病気・害虫

春先によくアブラムシが付きます。
見付け次第駆除して下さい。
またカイガラムシの発生もよくありますので、注意して下さい。

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