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リシマキア・コンゲスティフロラの育て方

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学名…Lysimachia congestiflora
別名…イエローボール
科名…サクラソウ科
属名…オカトラノオ属(リシマキア属)
原産国…東アジア
花色…黄色
草丈…10~25㎝
日照…日なた~半日蔭
難易度…星
USDA Hardiness Zone:7 to 9

リシマキア・コンゲスティフロラの特徴

リシマキア・コンゲスティフロラ

リシマキア・コンゲスティフロラは、中国、ブータン、ミャンマー、インド、ベトナムなどアジア大陸の東部を中心に分布するサクラソウ科オカトラノオ属(リシマキア属)の多年草です。
分布域は溝や道端、水田の畔、森林などにあり、やや湿り気のある場所を好んで自生しています。

リシマキアの仲間は、北半球を中心に約193種が分布しており、日本にはオカトラノオなど15種が自生しています。
その中で花や葉の美しい幾つかの種が観賞用に栽培されており、リシマキア・コンゲスティフロラもその一つになります。

リシマキア・コンゲスティフロラの花期は4月~6月。
花期になると、上部の茎の葉の付け根から花序を出し、花径1~2㎝程度の花を数輪咲かせます。
花は鮮やかな黄色の5枚の花弁を持った杯状で、花弁の基部はやや赤みを帯びます。
最盛期には株を覆うように多数の花を咲かせます。
花色は黄色のみ。

▼リシマキア・コンゲスティフロラ(ミッドナイトサン)の花

リシマキア・コンゲスティフロラ(ミッドナイトサン)

葉は卵形~楕円形で、対生します。
茎は分枝しながら地面を這うように横に広がり、草丈10~25㎝程度に成長します。
基本種の葉色は緑葉ですが、暗紫や黄色の斑が入る品種があります。
美しい斑入りの葉は花の無い時期にも高い観賞価値があり、グランドカバーとしても利用することが出来ます。

耐寒性に優れており、丈夫な性質です。
耐暑性もありますが、乾燥がやや苦手な性質です。
適地で育てれば、放任でもよく花を咲かせ、よく広がります。

観賞用として栽培されているリシマキアの仲間には、立ち性のものと匍匐性のものがあります。
コンゲスティフロラ同様に匍匐性のものにはリシマキア・ヌンムラリアがあり、立ち性のものには前述のオカトラノオの他、リシマキア・キリアータリシマキア・プンクタータあり、ます。

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リシマキア・コンゲスティフロラの主な品種

ミッドナイトサン(Lysimachia congestiflora 'Midnight Sun')

リシマキア ミッドナイトサン

暗紫色の葉色を持つ園芸品種です。
基本種に比べると花付きはやや劣りますが、花の無い時期にもシックな葉色が美しく、高い観賞価値があります。

リッシー(L. congestiflora 'Lyssi')

葉に淡黄色~淡緑の斑が入る品種です。
ミッドナイトサン同様、花付きはやや劣るものの、美しい葉色はカラーリーフとしての高い観賞価値があります。

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リシマキア・コンゲスティフロラの育て方

リシマキア・コンゲスティフロラの育て方

栽培環境

水はけが良く、乾きすぎない場所が適しています。
やや湿り気のある土壌を好みますが、ある程度の乾燥にも耐えます。

基本的に日当たりを好みますが、半日蔭程度の日照があれば問題なく花を咲かせます。
一日中陽が当たるような場所では夏場に乾燥から葉先が枯れこんだりするので、庭植えの場合は、半日蔭の場所などに植えると水やりの手間が省けます。 

冬越し

耐寒性は高く、最低気温が-15℃程度であれば特に対策の必要はありません。
根まで凍ってしまうような寒冷地の場合は、凍結対策を施して下さい。
根が生きていれば、春に再び芽吹きます。

水やり

自生地は溝や水田の畔などで、やや湿り気のある土壌を好みます。

庭植えの場合は、乾燥が長く続くようなら水やりをして下さい。
鉢植えの場合は、用土が乾き始めたらたっぷりと。

肥料

庭植えの場合は、元肥として植え付けの際に、緩効性化成肥料を用土に混ぜ込んでおいて下さい。
追肥は、春と秋に緩効性化成肥料を株元にばら撒きます。

鉢植えの場合も同様です。

植え付け、植え替え

適期は3月~5月、9月下旬~10月です。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土をたっぷりと混ぜ込んで水はけの良い環境を作っておきます。
さらに元肥として、緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)6・腐葉土3・軽石1などの水はけの良い配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

植え替え

鉢植えの場合は、増えすぎて生育が悪くなるようなら植え替えを行います。
一回り大きな鉢に植え付けるか、株分けを行って下さい。

庭植えの場合も、株が混みすぎて生育が悪くなるようなら、株分けを兼ねて植え替えを行います。

増やし方(株分け、挿し芽)

株分けと挿し芽で増やすことが出来ます。

株分け

適期は植え替え時の3月~5月、9月下旬~10月です。
地面に触れている茎の節から発根しているので、切り分けて植え付けて下さい。

挿し芽

適期は5月~6月です。
茎を先端から10~15㎝程度の長さに切り取って挿し穂にします。
下の節の葉を取り除き、水揚げをしてから挿し木用土に挿して下さい。
明るい日陰で水を切らさないようにして発根を待ちます。

発根している部分を付けて挿し穂を作ると簡単です。

病気・害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

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