ガーデニングの図鑑

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多年草・宿根草

ダンギクの育て方

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学名…Caryopteris incana
和名…ダンギク(段菊)
別名…ランギク(蘭菊)
科名…シソ科(クマツヅラ科)
属名…ダンギク属
原産国…日本、朝鮮半島、中国、台湾
花色…紫、白、ピンク
草丈…30㎝~80㎝
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:6 to 9

ダンギクの特徴

ダンギク

日本の九州(長崎、鹿児島)と対馬に分布する多年草。
海外では中国、朝鮮半島、台湾で自生しています。
自生地は日当たりの良い岩場や斜面で、群落を形成しています。
現在では環境の変化に伴って自生地が減少し、環境省レッドデータブックの絶滅危惧Ⅱ類に登録されています。

花期は9月~10月。
葉の付け根に小さな紫の花が集まって花穂を作り、上へ上へとと咲き上がっていきます。
葉は菊の葉に似て縁に荒いギザギザがあり、段々と咲いていく花の様子と共に「ダンギク」の名前の由来になっています。
葉や茎には細い毛が密生していて、やや白味を帯びた緑葉です。
花色は紫が基本ですが、ピンク、白花の品種も流通しています。

やや寒さに弱い性質ですが、関東以南の地域では戸外で冬越し可能です。
暑さには強く、冬の心配がなければ育てやすい植物です。

冬には地上部を枯らせて宿根し、春に再び芽吹きます。

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ダンギクの育て方

ダンギクの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
日照時間が足りないと徒長して花付きも悪くなり、本来の草姿で楽しむことが出来ません。
よく日の当たる場所で育てて下さい。

冬越し

耐寒温度は-5℃程度です。
最低気温-3℃程度の管理人宅では、対策無しでそのまま冬越ししています。
強い霜や凍結の心配がある場合は、株元を腐葉土や敷き藁で覆って防寒対策をして下さい。

寒冷地の場合は、鉢植えにして室内で管理します。

水遣り

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
冬越し中の株は、乾燥気味に管理しますが、完全に乾いてしまわないように注意して下さい。

肥料

庭植えの場合は、元肥として用土に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥は、芽出し前の3月頃に緩効性化成肥料を株元に施す程度で十分です。

鉢植えの場合は、生育期の4月~6月までの間に、少量の緩効性化成肥料を置き肥します。
その後は株の生育状態を見ながら、液体肥料を追肥して下さい。

多肥にする必要はありません。

植え付け、植え替え

適期は4月~5月です。

植え付け

庭植えの場合は、水はけが悪いようなら用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作って下さい。
さらに元肥として、緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
株間は20㎝~30㎝程度です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)7・腐葉土3などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

植え替え

鉢植えの場合は、生育旺盛で根詰まりを起こしやすいので、毎年植え替えを行います。
一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行って下さい。

庭植えの場合は、株が増えて混み合っているようなら、株分けを兼ねて植え替えを行います。

摘心、切り戻し

草丈が20㎝ほどに育った頃に、1/2程度の高さで切り戻すと、脇芽が育ち花数が増えます。
こんもりとした株に育てたい場合は、伸びた脇芽を再び切り戻して下さい。

冬場に地上部が枯れたら、株元でバッサリと切り取って下さい。

増やし方(株分け、挿し芽、種まき)

株分け、挿し芽、種まきで増やすことが出来ます。

株分け

適期は4月~5月です。
植え替え時に掘り上げた株を分けて、植え付けて下さい。

挿し芽(挿し木)

適期は5月~6月です。
切り戻した茎を挿し穂として利用することも出来ます。

茎を3節程度の長さに切り取って挿し穂にします。
下の葉を取り除いて水揚げをしたら、挿し木用土に挿して下さい。
水を切らさないように明るい日陰で管理したら、1か月程度で発根します。

種まき

花後に種ができるので、採取しておきます。

種まきの適期は3月~4月です。
発芽温度は20℃前後。
ポットや播種箱にまき、覆土は種が隠れる程度に薄く。
発芽後に間引き、箱まきしたものは本葉が2~3枚程度になったらポット上げします。
ポットに根が回ったら定植して下さい。

病気・害虫

気になる病害虫は特にありません。

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