ガーデニングの図鑑

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バコパ(ステラ)の育て方

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学名…Sutera
別名…ステラ
科名…オオバコ科
属名…ステラ属
原産国…アフリカ
花色…白、ピンク、紫
草丈…10㎝~20㎝(はい性)
日照…日なた(夏は半日蔭)
難易度…星星
USDA Hardiness Zone:9 to 11

バコパ(ステラ)の特徴

パコパ

バコパの仲間は、南アフリカに約130種が分布する常緑性の多年草です。
主に栽培されるのは、カナリア諸島原産のステラ・コルダータ種(Sutera cordata)と、その園芸品種です。
「バコパ」の名前は旧属名が流通名として定着したものです。
現在はステラ属に分類されているため本来は「ステラ」なのですが、「バコパ」の名前がよく使われています。
日本への渡来時期は不明です。

花期は3月~6月、9月~11月。
夏の間は休みますが、長い花期の間、次々と花を咲かせ続けます。
分枝しながら広がって、葉の付け根から花柄を伸ばし、先が5裂した筒状花を咲かせます。
花は0.5㎝程度、大輪種でも1.5㎝程度と小さく、愛らしい形をしています。
花色は白、紫、ピンク。

▼紫花のバコパ

バコパ

葉は円形から広楕円形で縁に荒い鋸歯を持ち、茎に対生します。
茎はよく分枝して地面を這うように横に広がり、株はこんもりとよく茂ります。
柔らかく枝垂れるので、寄せ植えやハンギングの素材として人気の植物です。

寒さにはやや弱い性質ですが、霜の当たらない暖かい場所だと戸外でも冬越し可能です。
放任でもよく花を咲かせ、こんもりと草姿がまとまります。
病害虫の発生もあまり無く、丈夫で育てやすい植物です。

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バコパ(ステラ)の育て方

バコパの育て方

栽培環境

日当たりを好みますが、夏の高温多湿は苦手です。
夏場は涼しい半日蔭の場所で育てて下さい。

庭植えにすると、枝垂れる枝が地面に接して蒸れやすくなります。
蒸れると中心付近の葉が枯れてしまいます。
一段高くなった場所に植えるか、鉢植えで育てて下さい。

冬越し、夏越し

夏越し

梅雨の時期になったら、鉢植えの場合は、雨の避けられる軒下などに移動します。
梅雨の終り頃に一度切り戻すと、秋に再び美しい花を咲かせます。
夏場はできるだけ涼しい半日蔭の場所で管理して下さい。

冬越し

冬場は、霜が避けられる、出来るだけ暖かい日当たりの良い場所で管理します。
寒さの厳しい地域では、室内のよく陽の当たる場所で冬越しさせて下さい。
気温があれば冬の間も花を咲かせます。

水遣り

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
冬越し中の株は、やや乾燥気味に管理します。

肥料

庭植えの場合は、春と秋に、緩効性化成肥料を施して下さい。

鉢植えの場合は、3月~11月までの間、緩効性化成肥料を定期的に置き肥するか、液体肥料を施します。
花期が長いので、肥料切れをさせないようにして下さい。
夏に切り戻した場合や、生育が鈍り花が少なくなった場合は、肥料は必要ありません。
秋に涼しくなってから再び肥料を施すようにして下さい。

植え付け、植え替え

適期は3月~5月、9月~10月です。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作って下さい。
さらに元肥として、リン酸分の多い緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
枝が枝垂れて地面に付くと蒸れてしまうので、一段高くなった花壇に植えるなどの工夫が必要です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土にピートモスを2割ほど混ぜて土を作るか、赤玉土(小粒)5・腐葉土3・ピートモス2などの配合土にリン酸分の多い緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

植え替え

鉢植えの場合は、一年に一度、植え替えを行って下さい。
根鉢を1/3ほど崩して、一回り大きな鉢に新しい用土で植え替えます。

庭植えの場合は、特に必要ありません。

切り戻し

梅雨の終り頃に一度切り戻しを行うと、蒸れを防ぎ、元気な草姿で秋に再び花を咲かせます。
各枝に緑の葉が残るように注意して、全体を切り戻して下さい。

増やし方(挿し芽)

挿し芽で増やすことが出来ます。

挿し芽

適期は4月~6月、9月~10月です。

堅くなった茎を5㎝程度の長さに切り取って挿し穂にします。
下の節の葉を取り除いて水揚げをしたら、挿し木用土に挿して下さい。
明るい日陰の場所で水を切らさないように管理して発根を待ちます。

本来が短命な多年草で、大株になると枯れやすくなります。
挿し芽株を作っておくと安心です。

病気・害虫

オンシツコナジラミが発生することがあります。
4月~11月の暖かい時期に発生する害虫で、葉裏に寄生して吸汁します。
大量に発生すると、排泄物からすす病を併発することがあります。
発生した場合は、コナジラミが寄生している枝を切り戻して取り除きます。

蒸れから発生しやすくなるので、常に風通しの良い環境で育てるよう心掛けて下さい。

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