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リトルチュチュの育て方

更新日:

学名…Scoparia cv. Ilumina Lemon Mist
別名…スコパリア・レモンミスト、スコパリア・ホワイトミスト
科名…ゴマノハグサ科
属名…スコパリア属
原産地…メキシコ~アルゼンチン
花色…黄色、白
草丈…10㎝~30㎝
日照…日なた~半日蔭
難易度…星
USDA Hardiness Zone:Not Applicable

リトルチュチュの特徴

リトルチュチュ

リトルチュチュは、ゴマノハグサ科スコパリア属の多年草です。
スコパリア属の植物は、熱帯アメリカを中心に約20種が分布していますが、大半は雑草で、園芸的に栽培されることが少ない植物です。

その中で、スコパリア・モンテウィデンシス種(Scoparia montevidensis)を元に、サントリーフラワーが作出したのが本種リトルチュチュです。
モンテウィデンシス種は、北アメリカ・メキシコから南アメリカ・アルゼンチンにかけて分布する多年草で、草原や牧草地、道端や河川敷などに自生しています。
モンテウィデンシス種が観賞用として栽培されているのは、現在のところ日本のみのようです。

リトルチュチュは本来多年草ですが、耐寒性が低いため、一年草として扱われるのが一般的です。
※暖地であれば冬越しが可能です。

リトルチュチュの花期は4月~10月。
花期になると、茎の上部の葉の付け根から花柄を伸ばし、小さな花を咲かせます。
花は花茎5mm程度で4枚の花弁を持ち、花弁の基部には細かい毛が生えています。
雄しべは4個、雌しべは一個、雌しべは長く突出します。

▼リトルチュチュの花の様子

リトルチュチュ

小さな花ですが花付きが良く、長い花期の間、花は次々と開花します。
※秋には花が少なくなります。
リトルチュチュの名前は、バレリーナのチュチュに由来しています。
花の形がスカート状の衣装「チュチュ」に似ているからでしょうか。
花色は黄花の「レモンミスト」と、白花の「ホワイトミスト」。

▼たくさんの花を咲かせたリトルチュチュ

リトルチュチュ

葉は対生し、不規則に羽状に深裂しています。
葉茎にはフルーツの香りがあり、触れるとほのかに香ります。
茎はよく分枝して、草丈20㎝程度に成長して茂ります。
繊細な葉茎は風にそよそよと揺れ、主張する派手さはありませんが愛らしい草姿です。

▼リトルチュチュの葉の様子

リトルチュチュの葉

耐寒性は低く一般的に一年草として扱われていますが、管理人宅(最低気温-3℃、積雪無し)では庭植えで冬越ししています。
寒さで地上部が枯れますが、春に芽吹いて再び花を咲かせます。

耐暑性が高く花がら摘みの手間もなく、放任でよく育ち、よく花を咲かせます。
こぼれ種でも増えるようで、離れた場所にちょこちょこ生えてきます。

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リトルチュチュの育て方

リトルチュチュの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
日当たりが悪いと花付きが悪くなります。
愛らしい花を長期間楽しむためには、よく日の当たる場所で育てて下さい。

冬越し

寒さに弱い性質ですが、暖地、温暖地であれば戸外で冬越し可能です。

鉢植えの場合は、霜の当たらない軒下などに移動して下さい。
庭植えの場合は、霜よけを設置した方が安全です。
葉が枯れこみますが、防寒対策にもなるので取り除かないで下さい。
春になって株元から新しい芽が出てきたら、枯れた葉を取り除きます。

最低気温-3℃程度の寒さであれば問題なく冬越し可能です。
寒冷地の場合は、室内で管理して下さい。

水やり

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫ですが、雨が降らず乾燥が長く続くようななら水やりをして下さい。

鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
冬越し中の株は、乾燥気味に管理します。

肥料

庭植えの場合は、元肥として用土に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥は生育期の4月~10月の間、緩効性化成肥料を定期的に施します。

鉢植えの場合も同様です。
生育期の間に、緩効性化成肥料、または液体肥料を施します。
花期が長いので肥料切れをさせないように注意して下さい。

植え付け、植え替え

適期は3月~4月です。

植え付け(用土)

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作っておきます。
さらに元肥として、緩効性化成肥料を混ぜ込んで下さい。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)7・腐葉土3などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

植え替え

鉢植えで冬越しをした株は、春に植え替えを行います。
根鉢を軽く崩して一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行います。

庭植えの場合は、植え替えの必要はありませんが、増えすぎているようなら株分けを行って下さい。

増やし方(株分け)

冬を越して大きく育った株は、株分けで増やすことが出来ます。

株分け

適期は3月~4月です。

掘り上げた株を分けて植え付けて下さい。

病気、害虫

病害虫の心配はほとんどありませんが、アブラムシの被害がまれに発生します。
風通しの良い環境で発生を抑制し、発生した場合は駆除して下さい。

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