ガーデニングの図鑑

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ニーレンベルギアの育て方

更新日:

学名…Nierembergia
和名…アマモドキ(N. scoparia)、ギンパイソウ(N. repens)
科名…ナス科
属名…アマモドキ属(ニーレンベルギア属)
原産国…メキシコ~南アメリカ
花色…白、紫、青、複色
草丈…5㎝~50㎝
日照…日なた(N. repensは半日蔭)
難易度…星星
USDA Hardiness Zone:7 to 10

ニーレンベルギアの特徴

ニーレンベルギア

ニーレンベルギアの仲間は、メキシコから南アフリカにかけて分布する多年草、または一・二年草です。
主に栽培されるのは、こんもりと茂るニーレンベルギア・セルレア種(Nierembergia caerulea)、マット状に広がるレペンス種(N. repens)、真っすぐと直立して育つスコパリア種(N. scoparia)です。
ニーレンベルギアの名前は、スペインの博物学者ニーレンベルグに因んでいます。
日本へは明治時代末期に渡来しました。

花期は5月~10月。
よく分枝して茎の頂部に盃状の美しい花を上向きに咲かせます。
その花姿から「カップフラワー(cup flower)」の英名を持ちます。
花色は、白、紫、青、複色。

葉は細い線形のものからヘラ状のものなど品種により異なります。
草姿もこんもりと茂るものやマット状に広がるもの、柔らかい茎が枝垂れる品種など多様ですが、全般的に優しく繊細な印象です。

やや高温多湿に弱い性質ですが、育てやすい植物です。

ニーレンベルギアの主な品種

ニーレンベルギア・オーガスタ(Nierembergia hybrid)

ニーレンベルギア

よく分枝し、早い時期から開花します。
草丈20㎝~30㎝で株はこんもりと丸くまとまり、次々と花を咲かせる人気シリーズです。
花色は白、ブルー、紫、複色。
写真の品種は「ブルーリング」です。

ギンパイソウ(N. repens)

ギンパイソウ

アルゼンチン、チリ原産のレペンス種です。
マット状に広がり、株一面に白い花を咲かせます。
ギンパイソウ(銀盃草)の名前はこの花姿から。
夏の暑さがやや苦手ですが、半日蔭の場所に植えると暖地でも容易に夏越しします。
草丈は10㎝程度で葉が密に茂るので、グランドカバーとしても利用できます。

ニーレンベルギア・スコパリア(N. scoparia)

立ち性品種で草丈80㎝程度に育ちます。
よく分枝し、たくさんの花を咲かせます。
花色は薄紫のみ。

他にも様々な品種が流通します。

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ニーレンベルギアの育て方

ニーレンベルギア

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い環境が適しています。
高温多湿な環境がやや苦手な性質なので、風通しの良いと最適です。

ギンパイソウ(レペンス種)は夏の強い直射日光を嫌います。
午後から日陰になるような場所や、柔らかな木漏れ日が差し込むような半日蔭の場所で育てて下さい。

冬越し

多年草タイプの品種は、南関東以南であれば戸外での冬越しが可能です。
秋に種をまいた場合は、霜除けを設置するか、霜の心配のない場所で冬越しさせて下さい。

水遣り

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。

肥料

庭植えの場合は、4月~10月の生育期間中に、緩効性化成肥料を定期的に置き肥して下さい。
鉢植えの場合は、緩効性化成肥料を定期的に置き肥し、液体肥料も併用します。

ギンパイソウ(レペンス種)はあまり多くの肥料を必要としません。
春と秋に株元に緩効性化成肥料を置き肥する程度で十分です。

植え付け、植え替え

適期は3月~6月です。

植え付け

庭植えの場合は、水はけが悪いようなら用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作って下さい。
さらに元肥として、緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)5・腐葉土3・ピートモス(酸度調整済)2などの水はけの良い配合土に緩効性化成肥料を混ぜて土を作ります。

植え替え

鉢植えで冬越しをさせた場合は、春に植え替えを行って下さい。
一回り大きな鉢に、新しい用土で植え付けます。

庭植えの場合は、特に植え替えの必要はありません。

切り戻し

セルレア種やスコパリア種は、開花が鈍ったら切り戻すと、再び花を咲かせます。
草丈の1/2~1/3程度の高さで切り戻して下さい。

増やし方(挿し芽、種まき)

挿し芽と種まきで増やすことが出来ます。

挿し芽

適期は5月~6月、9月~10月です。

茎を5㎝程度の長さに切り取って挿し穂にします。
水揚げをしてから挿し木用土に挿して下さい。
明るい日陰で水を切らさないように管理して発根を待ちます。

種まき

適期は9月中旬~10月、4月~5月です。
寒冷地の場合は、春まきにします。

種が細かいので、播種箱やピートバンに蒔きます。
覆土は被せないか、ごく僅かに被せます。
水やりは底面給水で行い、発芽までは乾かさないように管理します。
本葉が3~4枚程度になったらポット上げして下さい。

病気・害虫

高温乾燥期にハダニが発生することがあります。
ハダニは水が苦手なので、水やりの際に葉裏に水をかけるようにすると、発生を抑制することが出来ます。

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