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シャクチリソバ

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学名…Fagopyrum acutatum(Syn. Polygonum cymosum)
和名…シャクチリソバ(赤地利蕎麦)
別名…シュッコンソバ(宿根蕎麦)、ヒマラヤソバ
科名…タデ科
属名…ソバ属
原産国…ヒマラヤ地方
花色…白
草丈…50~100㎝
日照…日なた~半日蔭
難易度…星
USDA Hardiness Zone:Not Applicable

シャクチリソバの特徴

シャクチリソバ

シャクチリソバは、インド北部からネパール、ブータン、中国などに分布するタデ科ソバ属の多年草です。
名前の通り食用として利用されるソバ(Fagopyrum esculentum)とは同属の近縁種で、ソバが一年草であるのに対し、本種は多年草であることから宿根ソバと呼ばれることもあります。

日本には薬用植物として明治時代に渡来しています。
ソバとは異なり、果実はえぐみが強く食用にすることはできませんが、若葉が食用となる他、根茎に解熱などの薬効があるとされ、広く栽培されていました。
そのため、栽培を逸失したものが現在では各地で野生化しています。

シャクチリソバの花期は9月~10月。
花期になると、上部の葉の付け根から2~3枝に分枝した茎を伸ばし、頂部に花序を形成して小さな花を多数咲かせます。
花は花径4~6㎜程度で、基部が黄色く色付いた5枚の花弁を持ち、突出した8本の雄しべの葯がピンクで目立ちます。

▼シャクチリソバの花

シャクチリソバ

花後には三角の果実が実り、熟すと茶色く色付きます。

▼シャクチリソバの果実

シャクチリソバ

葉は三角形から心形で、長い柄を持って互生します。
茎は中が空洞で下部が赤味を帯び、よく分枝して横に広がりながら草丈30~100㎝程度に成長します。

▼シャクチリソバの葉の様子

シャクチリソバ

耐寒性が高く、北海道の外来種リストに本種が挙げられています。
耐暑性もありますが、夏場に強い西日が株元まで差し込むような環境だと、葉焼けを起こし、株が弱ります。

冬は地上部を枯らせて宿根し、春に再び芽吹きます。
放任でもよく育ち、よく増えます。
育てようという方はあまりいないと思われますが、花壇などに植えると他の植物を駆逐する勢いがあるので注意が必要です。
管理人宅では当初花壇に植えていましたが、恐ろしい勢いで増えたので、現在は裏庭に移動し、根域制限を設けて育てています。

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