キチジョウソウの育て方

学名…Reineckea carnea
和名…吉祥草(キチジョウソウ)
科名…キジカクシ科
属名…キチジョウソウ属
原産国…日本、中国
花色…淡紫、薄桃
草丈…10㎝~35㎝
日照…半日陰
難易度…星
USDA Hardiness Zone:7 to 10

キチジョウソウとは

キチジョウソウ

キチジョウソウは、日本、中国に分布するキジカクシ科キチジョウソウ属の多年草です。
日本では関東地方以西の本州、四国、九州に分布しており、山林の林内などに自生しています。
キチジョウソウの名前は、古い言い伝えである「めったに花が咲かず、吉事があると咲く」というものに由来していますが、花は毎年咲きます。

キチジョウソウの花期は10月~11月。
花期になると、株の中から花茎を伸ばし、小さな花を穂状に咲かせます。
花茎の長さは5~15㎝、花序の長さは2~6.5㎝程度です。

花は淡紫色~淡桃色で、基部が筒状となっており、先が深く6裂して反り返ります。
花序の上部には雄しべのみの雄花が付き、下部には雌しべを持った両性花が付きます。

▼キチジョウソウの雄花

キチジョウソウの雄花

▼キチジョウソウの両性花

キチジョウソウの両性花

花後には直径6~10mmの丸い果実が実り、果実は熟すと赤く色づきます。

葉は長さ10~40㎝、幅0.5~3.5㎝の線形~披針形で、一株に3~8枚が付きます。
草丈10~35㎝に成長します。

▼キチジョウソウの葉の様子

キチジョウソウの葉の様子

日本に自生する植物で耐寒性があり、丈夫な性質です。
病害虫の発生もほとんど無く、適地であれば地下茎を伸ばしてよく増えます。
耐陰性があるので、シェードガーデンのグランドカバーや根締めとして使われます。

キチジョウソウの育て方

キチジョウソウの育て方

栽培環境

水はけの良い半日陰の、肥沃な土壌を好みます。
耐陰性があるので、日陰でも育ちますが、花付きはやや悪くなります。

日なたでも栽培可能ですが、乾燥や強い日光で夏場に葉焼けをすることが多いので、可能であれば半日陰の場所で育てて下さい。

冬越し

耐寒性が高く、特に対策の必要はありません。

水やり

強い乾燥を嫌います。

庭植えの場合は、乾燥が続くようなら水やりをして下さい。

鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
冬場はやや乾燥気味に管理します。

肥料

庭植えの場合は、やせ地でなければ特に肥料を施す必要はありません。

鉢植えの場合は、春と秋に、緩効性化成肥料を株元に施して下さい。

植え付け、植え替え

適期は春と秋です。

植え付け

庭植えの場合は、掘り上げた土に腐葉土を混ぜ、水はけの良い環境を作ります。

鉢植えの場合は、赤玉土7・腐葉土3などの一般的な配合土を使います。

植え替え

鉢植えの場合は、株が混み合って生育に影響するようなら植え替えを行います。
根鉢を軽く崩し、株分けして新しい用土で植え付けます。

庭植えの場合は、特に必要はありませんが、増えすぎているようなら株分けを行います。

増やし方(株分け)

株分けで増やすことが出来ます。

株分け

地下茎が伸びて子株が出来るので、切り離して植え付けて下さい。

病気・害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

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