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タンチョウソウの育て方

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学名…Mukdenia rossii
和名…タンチョウソウ(丹頂草)
別名…イワヤツデ
科名…ユキノシタ科
属名…タンチョウソウ属(ムクデニア属)
原産国…中国、朝鮮半島
花色…白
草丈…10㎝~20㎝
日照…半日蔭
難易度…星
USDA Hardiness Zone:4 to 8

タンチョウソウの特徴

タンチョウソウ

タンチョウソウは、中国、朝鮮半島に分布するユキノシタ科タンチョウソウ属(ムクデニア属)の多年草です。
分布域は中国北東部の吉林省、遼寧省、朝鮮半島北部に広がっており、渓谷の岩場などに自生しています。
タンチョウソウ属に分類されている植物は本種のみとなっており、一属一種の植物です。

タンチョウソウの花期は3月~4月。
花期になると、葉の間から花茎を伸ばし、頂部の花序に小さな白い花を多数咲かせます。
花は花径1㎝前後の小さなもので、5~6枚の花弁と、5~6裂した花弁より大きな白い咢から形成されています。
蕾は先が薄紅色を帯びています。
タンチョウソウの名前は、紅色を帯びる蕾の様子をタンチョウソウの頭に見立てたものです。

▼タンチョウソウの花の様子

タンチョウソウ

葉は円形で掌状に5~9裂し、長い葉柄を持ちます。
地中に太い根茎があり、そこから葉を多数出し、花を咲かせて草丈10~20㎝程度に成長します。
葉がヤツデに似ていることから、イワヤツデとも呼ばれます。
葉が赤く染まる品種や、斑入り品種があります。

▼イワヤツデの株姿

タンチョウソウ

耐寒性に優れており、育てやすい植物です。
冬は地上部を枯らせて宿根し、春に再び芽吹きます。

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タンチョウソウの育て方

タンチョウソウの育て方

栽培環境

基本的に日当たりを好みますが、夏場の強い日差しや乾燥は苦手な性質です。
夏場は半日蔭や明るい日陰になるような場所で育てて下さい。
一年中半日蔭の場所でも育ちますが、やや徒長します。

水はけが悪いジメジメとした場所だと上手く育たないので、水はけの悪い土地の場合は盛り土をして高植えにするなどの工夫をして下さい。

冬越し、夏越し

冬越し

耐寒性は高く、特に対策の必要はありません。
根まで凍るような寒冷地の場合は、凍結対策を施して下さい。

夏越し

夏場の強い日差しと乾燥を嫌います。

鉢植えの場合は、梅雨明けの7月~9月までの間、半日蔭になるような場所で管理して下さい。

水やり

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
夏場に長く乾燥が続くようなら水やりをして下さい。

鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。
特に夏場の水切れには注意して下さい。
冬場は乾燥気味に管理しますが、完全に乾かしてしまわないように時々水やりをします。

肥料

あまり多くの肥料を必要とする植物ではありません。

庭植え、鉢植え共に、春の3月~5月、秋の9月~10月頃に薄めの液体肥料を施します。
盆栽として育てている場合は、肥料は無くても大丈夫ですが、施す場合は秋頃に薄めの液体肥料を施します。

植え付け、植え替え

適期は冬の休眠期の12月~2月頃です。

植え付け

自生地は渓谷の岩場などで、水はけの良い環境を好みます。

鉢植えの場合は、赤玉土(小粒)5・鹿沼土(小粒)5などの配合土を使います。
庭植えの場合も、植穴を掘ったら用土に鉢植え同様の配合土をたっぷりと混ぜ込んで、水はけの良い環境を作って下さい。

植え替え

鉢植えの場合は、1~2年に一度、植え替えを行います。
根鉢を軽く崩して土を落とし、一回り大きな鉢に植え替えて下さい。

花茎切り

花が終わったら早めに花茎を切り取って下さい。
放っておくと結実して株に負担がかかります。

増やし方(株分け)

株分けで増やすことが出来ます。

株分け

適期は植え替え時の12月~2月頃です。

掘り上げた根茎をハサミなどで切り分けて植え付けます。

病気・害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

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