宿根草・多年草、一年草・二年草の草花、庭木などガーデニング植物の特徴、育て方、増やし方などについて紹介しています。

ガーデニングの図鑑

タマクルマバソウの育て方

学名…Asperula orientalis
和名…タマクルマバソウ(玉車葉草)
別名…アスペルラ、アスペルラ・オリエンタリス
科名…アカネ科
属名…アスペルラ属
原産国…西アジア~コーカサス
花色…薄青紫色
草丈…25㎝~40㎝
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:Not Applicable

タマクルマバソウとは

タマクルマバソウ

タマクルマバソウは、西アジアからコーカサス地方に分布するアカネ科アスペルラ属の一年草です。
分布域はイラク、 レバノン、 シリア、 トルコ、ジョージアにあり、草原や落葉樹林の林縁などに自生しています。
美しい花を咲かせることから観賞用として栽培されており、チェコやルーマニアなどヨーロッパの一部の地域で帰化しています。

タマクルマバソウの花期は4月~6月。
花期になると、分枝した茎の頂部に花序を出し、淡い青紫色の小さな花を多数咲かせます。
花は径5mm程度の小さな筒状花で、筒部は1㎝程度、花冠は4裂しています。

▼タマクルマバソウの花の様子

タマクルマバソウ

花序は径1.5~4㎝程度の大きさで、花序の下には細かい毛の生えた葉のような総苞があります。

▼タマクルマバソウの花序と総苞

タマクルマバソウの花序

葉は長さ1~3㎝程度の披針形~線状披針形で、4~8枚が茎に輪生します。
タマクルマバソウの名前は輪生する葉の様子に由来していると思われます。
茎には4つの稜があり、葉茎には多くの場合細かい毛が生えています。

▼タマクルマバソウの葉の様子

タマクルマバソウの葉の様子

茎は分枝して花を咲かせながら草丈25~40㎝程度に成長します。

▼たくさんの花を咲かせたタマクルマバソウ

タマクルマバソウ

秋に種をまき、春から初夏に花を咲かせる秋まき一年草です。
耐寒性があり、育てやすい植物です。
花付きが良く、最盛期には無数の花が株を覆います。

タマクルマバソウの育て方

タマクルマバソウの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
日当たりが悪い場所では徒長し、うまく育たないので注意して下さい。

冬越し

耐寒性があり、特に対策の必要はありません。
本格的な冬が来る前に苗を十分に育てておくことが大切です。
植え付けが遅れて苗が小さい場合は、霜よけを設置して下さい。

水やり

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。

鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
水はけの良い環境を好み、過湿な環境では根腐れを起こすので、水のやりすぎには注意して下さい。

肥料

庭植えの場合は、元肥として用土に完熟堆肥などの有機肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥の必要はほとんどありません。

鉢植えの場合は、元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ込み、春になったら液体肥料を2週間に1回程度、施します。
市販の培養土など肥料分が含まれている用土を使用する場合は元肥を施す必要はありません。

種まき

適期は9月中旬~10月中旬です。
※寒冷地では春の4月~5月頃に種をまきます。

種は播種箱やピートバンにまき、種が隠れる程度に薄く覆土します。
発芽温度は20℃前後。
発芽までには7~14日程度かかります。
水は底面給水で管理し、発芽までは乾かさないように注意します。
発芽後、本葉が3~4枚程度になったらポット上げし、ポットに根が回ったら定植します。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土をたっぷりと混ぜ込んで、水はけの良い環境を作っておきます。
さらに元肥として完熟堆肥などの有機肥料を混ぜ込んでおきます。
株間は20~30㎝程度で、やや浅植えにして下さい。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土か、赤玉土6・腐葉土4などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで用土を作ります。

増やし方(種まき)

種まきで増やすことができます。

種の採取

花後に白い毛に覆われた果実が実ります。
種が黒く熟したら採取して下さい。
採取した種は封筒などに入れ、涼しい場所で保管して下さい。

種まきについては上記「種まき」の項目を参照下さい。

病気・害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

-一年草・二年草
-

Copyright© ガーデニングの図鑑 , 2019 All Rights Reserved.