ガーデニングの図鑑

宿根草・多年草、一年草・二年草の草花、庭木などガーデニング植物の特徴、育て方、増やし方などについて紹介しています。

多年草・宿根草

ジンジャーリリー(ヘディキウム)の育て方

更新日:

学名…Hedychium
和名…シュクシャ(縮紗)、ハナシュクシャ(花縮紗)
別名…ジンジャー
科名…ショウガ科
属名…シュクシャ属(ヘディキウム属)
原産国…熱帯アジア
花色…白、オレンジ、黄、赤、ピンク、複色
草丈…80㎝~200㎝
日照…日なた(夏は半日蔭)
難易度…星星
USDA Hardiness Zone:8 to 10

ジンジャーリリー(ヘディキウム)の特徴

ジンジャーリリー(ヘディキウム)

熱帯アジアを中心に約50種が分布する球根植物で多年草。
日本へは江戸時代末期に薬用として渡来しましたが、独特の美しい花を咲かせるため観賞用として栽培されるように。
近年では香川県の育種家、小山実一氏の手により数々の園芸品種が作出され、ジンジャーリリーとして普及しています。

ジンジャーリリーは単に「ジンジャー」とも呼ばれます。
ジンジャーというと一般的にショウガの事を指しますが、園芸上はショウガ科ヘディキウム属の事を指します。
薬味でお馴染みの「ショウガ」はショウガ属で、科は同じですが別属の植物です。
同科の植物ということで、葉や茎、根にショウガのような匂いがありますが、こちらは食用ではありません。
※薬用として栽培される品種もあります。

花期は8月~10月。
「ミョウガ」に似た葉を左右に伸ばしながら大きく育ち、花茎の先に趣のある独特の花を穂状に咲かせます。
花色は写真の黄色の他、白、オレンジ、ピンク、赤、複色。
強い芳香を持つ品種もあり、庭に甘い香りを漂わせます。

熱帯植物で寒さにはやや弱い性質ですが、マルチングなどの防寒対策を施せば暖地での冬越しは可能です。
冬場は地上部を枯らして休眠します。

スポンサーリンク

ジンジャーリリー(ヘディキウム)の育て方

ジンジャーリリー(ヘディキウム)の育て方

栽培環境

日当たりが良く肥沃な土地を好みます。
乾燥には弱い性質なので保水力のある土壌で、夏の間は午後から日陰になるような場所が適しています。

夏越し、冬越し

夏越し

夏場の乾燥を嫌います。
鉢植えの場合は、午後から日陰になるような半日蔭の場所で管理します。
庭植えの場合は、乾燥しすぎるようなら株元に敷き藁や腐葉土を被せて乾燥から守って下さい。

冬越し

暖地の場合は、地上部が枯れたら地際から刈り取って、盛り土をしたり敷き藁や腐葉土で覆い、防寒対策を施して下さい。
その他の地域の場合は、掘り上げるか室内で管理した方が安全です。
球根の掘り上げは葉が黄色く変色し始めた頃に行います。
掘り上げた球根は、湿らせたバーミキュライトやおがくずなどに埋めて、凍らない場所で保管して下さい。
大きな根が邪魔になるかも知れませんが、古い根は切り落とさずそのまま保管します。

水遣り

庭植えの場合は、雨が降らず乾燥が続くようなら水やりを行います。
休眠中の株には水やりの必要はありません。

鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
休眠中は乾かし気味に管理します。

肥料

庭植えの場合は、元肥として用土に堆肥や腐葉土を多めに混ぜ込んでおきます。
追肥は5月~10月の生育期に、緩効性化成肥料を月に1回程度、置き肥します。

鉢植えの場合も同様に、生育期の間は緩効性化成肥料の置き肥をして下さい。

植え付け、植え替え

適期は4月~5月です。

植え付け

庭植えの場合は、株間30㎝~40㎝、覆土は球根の頂部から3㎝程度で植え付けます。
鉢植えの場合は大きく育つので、最低でも6号鉢以上の大きさの鉢に、5㎝程度の覆土で植え付けて下さい。
鉢が小さいと成長が阻害されて花が咲かないことがあります。

植え替え

庭植えの場合は、株が殖えてきたら4~5年に一度、分球を兼ねて植え替えを行います。
鉢植えの場合は毎年植え替えを行って下さい。
いずれの場合も、掘り上げた球根は根を切ったりせず、乾かさないように速やかに植え付けて下さい。

花茎切り

花が終わったら花茎を切り取ります。
放置しておくと結実して、養分が種に取られてしまいます。
翌年のためにも球根にしっかりと養分がいくように、終わった花茎は切り取って下さい。

増やし方(分球)

分球で増やすことが出来ます。

分球

適期は4月~5月です。
球根を掘り上げて、1つの球根に2~3芽が付くようにナイフ等で切り分けて植え付けて下さい。

病気、害虫

特に気になる病害虫はありません。

-多年草・宿根草
-, , , , ,

Copyright© ガーデニングの図鑑 , 2017 All Rights Reserved.