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オキシペタラム(ブルースター)の育て方

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学名…Oxypetalum coeruleum
和名…ルリトウワタ(瑠璃唐綿)
別名…ブルースター
科名…キョウチクトウ科
属名…オキシペタラム属
原産国…ブラジル、ウルグアイ
花色…青、白、ピンク
草丈…40㎝~100㎝
日照…日なた
難易度…星星
USDA Hardiness Zone:10 to 11

オキシペタラム(ブルースター)の特徴

オキシペタルム(ブルースター)

オキシペタラムは、ブラジルからウルグアイにかけて分布するキョウチクトウ科の半つる性多年草です。
本来は多年草ですが、やや寒さに弱い性質で冬に枯れることがあり、春に種をまいて夏から秋にかけて花を楽しむ春まき一年草として扱われることもあります。
ブルースターの名前で切り花として流通していましたが、近年ではガーデニング植物としても流通するようになっています。

オキシペタラムの花期は5月~10月。
花期になると、分枝した上部の茎の葉の付け根から花柄を伸ばし、花径2~3㎝程度の花を数輪咲かせます。
花は5枚の花弁を持った星形で、中央にはスイセンのような複花冠があります。
花色は淡いブルーで、咲き進むと青みが強くなり、次第にピンクを帯びて薄紫色に変化します。
欧米では男の子の誕生を祝うラッキーカラーとしてこのブルースターを「ベビーブルー」と呼び、贈る習慣があります。
基本種の花色はブルーですが、白花を咲かせる品種の「ホワイトスター」や、ピンク色の花を咲かせる「ピンクスター」なども流通しています。
花は長い花期の間、ポツポツと咲き続けます。

▼オキシペタラム「ホワイトスター」の花

オキシペタラム・ホワイトスター

花後には10㎝ほどの長さの紡錘形の果実が実り、サヤが弾けると綿毛の付いた種が出てきます。

葉は基部が心形になった長楕円形、または三角形で、茎に対生します。
茎は分枝しながら、草丈40~100㎝程度に成長します。
葉茎には細かい毛が密生しており、触ると優しい手触りです。

▼オキシペタラムの草姿

オキシペタラム

寒さにはやや弱い性質ですが、関東南部以南であれば霜よけを設置して冬越し可能です。
2~3年で生育が悪くなるので、種まきや挿し木での株の更新が必要になります。
こぼれ種でもよく増えます。

切り口から出る乳液は、皮膚が弱いとかぶれることがあるので注意して下さい。

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オキシペタラム(ブルースター)の育て方

オキシペタルム(ブルースター)の育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。

冬越し、夏越し

冬越し

関東南部以南の平地であれば、戸外での冬越し可能です。
鉢植えの場合は、霜に当たらない軒下などに移動して下さい。
庭植えの場合は、霜よけを設置して下さい。
または、冬になったら地上部を地際で切り戻し、腐葉土や敷き藁で覆って防寒対策を施します。
その他の地域では、冬場は室内で管理するか、挿し木苗を作って室内で冬越しをして下さい。

夏越し

長雨に当たると葉や花にシミが出来ることがあります。
鉢植えの場合は、雨が避けられる場所に移動して下さい。

水遣り

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
乾燥気味の環境を好みます。
水のやりすぎに注意して下さい。

肥料

庭植えの場合は、元肥として用土に緩効性化成肥料や完熟堆肥を混ぜ込んでおきます。
追肥は5月~10月の生育期に、緩効性化成肥料を定期的に置き肥して下さい。

鉢植えの場合も同様で、緩効性化成肥料か液体肥料を定期的に施します。

植え付け、植え替え

直根性で移植を嫌います。
植え付け、植え替えの際は根鉢を崩さないように注意して下さい。

植え付け

適期は4月~6月です。

庭植えの場合は、あらかじめ用土に苦土石灰を混ぜて土壌を中和し、腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作っておきます。
さらに元肥として、完熟堆肥や緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
株間は20㎝程度です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)5・腐葉土4・牛糞堆肥1などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

植え替え

適期は4月頃です。
鉢植えの場合は、根詰まりを起こしているようなら植え替えを行って下さい。

花柄摘み

種を採らない場合は、花が終わったら花柄を摘んで下さい。

増やし方(挿し木、種まき)

挿し木(挿し芽)、種まきで増やすことが出来ます。
種まきについては下記「種まき」の項目を参照下さい。

挿し木(挿し芽)

適期は6月、9月頃ですが、気温が高ければいつでも可能です。

茎を3~4節の長さで切り取って挿し穂にします。
切り口から出る乳液は、皮膚が弱いとかぶれることがあるので注意して下さい。
下の節の葉を取り除き、乳液を洗い流してから水揚げをし、挿し木用土に挿します。
明るい日陰で水を切らさないように管理して、発根を待って下さい。

種まき

種の採取

花後に紡錘形のサヤが出来ます。
中の種が熟すと、サヤが茶色く変色して割れるので種を採取して下さい。
採取した種は封筒などに入れて、冷暗所で保管します。

種まき

適期は4月~5月です。
開花までに4~5か月かかるので、早く種をまきたいのですが、発芽温度が20℃~25℃高めです。
早まきする場合は、室内で温度管理をします。
暖地の場合は、秋の9月中旬~10月中旬にまくことも出来ます。

直根性で移植を嫌うので、種はポットにまきます。
2~3粒ずつ蒔いて、覆土は5㎜程度。
発芽後に間引き、ポットに根が回ったら定植して下さい。
暖地で秋まきをした場合は、春になってから定植します。

種まきが遅れるとその年に花が咲きませんが、冬を越すと翌年には開花します。

病気、害虫

アブラムシ

春から秋にかけてアブラムシが発生することがあります。
発生した場合は薬剤などで対処して下さい。

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