ガーデニングの図鑑

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エレモフィラの育て方

更新日:

学名…Eremophila
別名…ホワイトツリー
科名…ゴマノハグサ科
属名…エレモフィラ属
原産国…オーストラリア
花色…青、白、赤、ピンク、黄、オレンジ
草丈…50㎝~250㎝
日照…日なた(夏は半日蔭)
難易度…星星星
USDA Hardiness Zone:9 to 10

エレモフィラの特徴

エレモフィラ

エレモフィラは、オーストラリアに約250種が分布する常緑性の多年草、もしくは低木です。
主に栽培されるのは、白い葉色が美しいエレモフィラ・ニベア種(Eremophila nivea)、カラフルな花色が魅力のマクラタ種(E. maculata)です。
両種ともに自生地は乾燥地帯で、樹高2~3m程度に成長する常緑性の低木です。
高温多湿が苦手な上、耐寒性もあまりなく、日本では大きく育つ前に枯れることが多いようです。

主な花期は1月~6月。
※品種によって異なります。
独特の草姿で、寄せ植えなどによく利用されています。

暑さ寒さに弱い性質で、鉢植え向きの植物です。
乾燥地帯に自生しているため、雨の避けられる環境が望ましいです。
暖地であれば霜対策をして戸外での越冬が可能です。

エレモフィラの主な品種

エレモフィラ・ニベア(Eremophila nivea)

エレモフィラ

細かい毛が密生した細い葉が特徴の品種です。
花は透明感のある青で、シルバーリーフとのコントラストが美しい植物です。
花色は青のみで春の一期咲き。
寄せ植えなどによく利用され、近年人気の品種です。
ホワイトツリーの名で流通することもあります。

トビー・ベル(E. ‘Toby Bell’)

エレモフィラ

エレモフィラの園芸品種です。
葉は幅広で花が大きいのが特徴です。
こちらもホワイトツリーの名で流通することがありますが、ニベアほど毛が密でないため、やや緑を帯びたシルバーリーフです。
花色は青のみで四季咲き性が強い品種です。

エレモフィラ・マクラタ(Eremophila maculata)

エレモフィラ・マクラタ

Photo credit: Tatters ❀ via VisualHunt / CC BY

英名のエミューブッシュの名前で流通することもあります。
エミューブッシュの名前は、この花姿がエミューに似ていることに由来しています。
小さな内は少し毛がありますが、育つと無毛になるため緑葉です。
花色が豊富で、黄、ピンク、青、赤、白など。

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エレモフィラの育て方

エレモフィラの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
夏場は半日蔭の涼しい場所で、雨が当たらない場所が理想的です。

長雨にさらされるとニベアやドビー・ベルは葉が黒ずんで見苦しくなります。
年間を通して雨が避けられる場所が望ましいです。

冬越し、夏越し

冬越し

寒さには弱い性質ですが、霜の心配の無い暖地であれば、そのまま戸外で冬越し可能です。
鉢植えの場合は、日当たりの良い軒下などに移動し、寒波が来る時のみ室内に避難して下さい。

その他の地域では、日当たりの良い室内で管理して下さい。
3℃以上の温度を保ち、乾燥気味に管理します。
用土の表面が乾いてから2~3日後に少量の水を与えるようにして下さい。

夏越し

高温多湿が苦手です。

梅雨から秋にかけては長雨の当たらない場所に移動して下さい。
風通しが良く、できるだけ涼しい場所で管理することが夏越しのポイントです。

水遣り

乾燥には強い性質です。

庭植えの場合は、水やりの必要はありません。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。

肥料

鉢植えの場合は、春の3月~5月、秋の9月~11月に緩効性化成肥料を月に1回、定期的に置き肥します。
庭植えの場合は、特に肥料の必要はありません。

植え付け、植え替え

適期は4月~6月、9月~10月です。

根の成長が遅く、傷つけると枯れてしまうことがあります。
植え付け、植え替えは、根鉢を崩さず行います。

植え付け

用土は、市販の草花用培養土に赤玉土(小粒)かパーライトを2割ほど混ぜ込んで、水はけの良い土を作ります。
または、赤玉土(小粒)5・ピートモス(酸度調整済)2・パーライト3などの配合土を使って下さい。

植え替え

鉢植えの場合は、2~3年に一度、植え替えを行います。
根鉢は崩さず、一回り大きな鉢に植え替えて下さい。

剪定

剪定に弱い性質です。
強く剪定をすると枯れてしまうことがあるので、剪定はどうしても必要な場合にだけ行うようにします。
特に株が小さい内は剪定が原因で枯れてしまうことがあるので注意して下さい。

適期は花後です。
不要な枝を切り取り、出来れば癒合剤を塗って下さい。
切り取った部分から少し枯れ込むことがありますが、株が大きくなっていれば枯れてしまうことは少ないです。

枯れ葉取り

株が大きくなると下葉が枯れてきます。
枯れた葉は取り除いて下さい。

増やし方(挿し木)

挿し木で増やすことが出来ます。

挿し木

適期は5月頃です。

枝を5㎝~10㎝程度に切り取って挿し穂にします。
下の葉を取り除いて水揚げをし、挿し木用土に挿して下さい。
明るい日陰で管理し、用土の表面が乾いたら水やりをして、発根を待ちます。

病気・害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

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