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モモイロタンポポの育て方

更新日:

学名…Crepis rubra
和名…モモイロタンポポ(桃色蒲公英)
別名…クレピス、センボンタンポポ
科名…キク科
属名…フタマタタンポポ属
原産国…地中海地域
花色…ピンク、白
草丈…30㎝~50㎝
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:Not Applicable

モモイロタンポポ(桃色タンポポ)の特徴

モモイロタンポポ

モモイロタンポポは、地中海東部の地域に分布するキク科の一年草です。
イタリア南部からバルカン半島にかけて分布しており、ヨーロッパや小アジアでは観賞用に広く栽培されています。
また、アメリカのカリフォルニア州では逸失したものが野生化して帰化しているのが確認されています。

日本へは大正時代初期に園芸用として渡来し、現在では東京都など一部の地域で野生化が確認されています。
「タンポポ」の和名を持ちますが、タンポポはタンポポ属、モモイロタンポポはフタマタタンポポ属で別属の植物です。

モモイロタンポポの花期は4月~5月。
花期になると花茎を長く伸ばし、途中で分枝した茎の頂部に、花径3~5㎝程度の頭花を咲かせます。
頭花は舌状花と呼ばれる小さな花の集合体で、一つの花に小さな舌状花が100輪程度集まって形成されています。
タンポポによく似た花姿をしており、和名の「モモイロタンポポ」の名前は、この花姿に由来しています。
よく分枝し多数の花を咲かせる事から「センボンタンポポ」とも呼ばれています。
基本種の花色は淡いピンクですが、白花の品種も流通しています。
花後には綿毛のついたタンポポにそっくりの種が出来ます。

▼モモイロタンポポの花

モモイロタンポポ

葉は羽状に深く裂けた根出葉で、株元でロゼット状に茂ります。
タンポポによく似ていますが、花茎は30~50㎝程度に伸びてよく分枝するので、草姿は異なった印象です。
茎や葉を傷つけるとタンポポと同じように白い汁が出ます。

▼モモイロタンポポの草姿

モモイロタンポポ

耐寒性はそこそこで、強い霜には注意が必要です。
秋に種をまいて春に花を楽しむ、秋まき一年草です。
こぼれ種で発芽することもありますが、発芽率はあまりよくありません。

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モモイロタンポポ(桃色タンポポ)の育て方

モモイロタンポポの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
日当たりの悪い場所だと徒長して草姿乱れます。
よく日の当たる場所で育てて下さい。

冬越し

関東以西の平地であれば、そのまま戸外で冬越し可能です。

その他の地域では、防寒対策を施します。
強い霜の心配がある場合は、霜よけを設置します。
鉢植えの場合は、日当たりの良い軒下などに移動して霜を防いで下さい。

寒冷地では、春に種を蒔いて夏に花を楽しむことも出来ます。

水遣り

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。

鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
過湿な環境を嫌います。
水のやりすぎには注意して下さい。

肥料

庭植え、鉢植えともに、春と秋に緩効性化成肥料を施します。
または液体肥料を2週間に1回程度、施して下さい。

種まき

適期は9月~10月頃です。
寒冷地の場合は、春の4月~5月に種をまきます。
発芽温度は15℃~20℃です。

移植を嫌う性質です。
種は花壇や鉢に直まきするか、ポットにまきます。
覆土は種が軽く隠れる程度。
水を切らさないように管理したら1~2週間で発芽します。
直まきした場合は、元気な苗を残して、株間20㎝~30㎝程度になるように間引いて下さい。
ポットにまいた場合は、本葉が4~5枚程度になったら定植します。
または、ポットで冬を越して春に定植して下さい。
植え付けの際は、根を傷つけないように注意します。

苗が小さい場合は、霜よけを設置すると安心です。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作って下さい。
さらに元肥として、完熟堆肥を混ぜ込んでおきます。
株間は20㎝~30㎝程度です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)6・腐葉土4などの配合土を使います。

増やし方(種まき)

種まきで増やすことが出来ます。

種の採取

タンポポと同じように綿毛が出来ます。
綿毛が丸くしっかりと広がったら、花茎を切りとって綿毛ごと収穫して下さい。
未成熟の種が結構あるので、多めに採取しておきます。

種の選別

集めた種を選別します。
成熟した種は、綿毛の下の種子の部分がこげ茶色をしています。
種子の部分が白っぽいものは蒔いても発芽しません。
選別が終わったら、涼しく風通しの良い場所で保管して下さい。

綿毛はそのままで構いません。

種まきについては上記「種まき」の項目を参照下さい。

病気・害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

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