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ヤグルマギクの育て方

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学名…Centaurea cyanus
和名…ヤグルマギク(矢車菊)
別名…コーンフラワー、ヤグルマソウ(矢車草)
科名…キク科
属名…ヤグルマギク属(セントーレア属)
原産国…ヨーロッパ
花色…青、紫、ピンク、白、黄色
草丈…30㎝~100㎝
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:2 to 11

ヤグルマギク(矢車菊)の特徴

ヤグルマギク(矢車菊)

ヤグルマギクは、ヨーロッパの温帯地域を中心に分布するキク科ヤグルマギク属の一年草です。
美しい花を咲かせることから世界で広く栽培されており、栽培を逸出したものが各地で野生化しています。
元来はヨーロッパ固有種だったヤグルマギクですが、現在ではイギリスやアイルランドの他、北米、オーストラリアなど世界中で帰化植物として定着しているのが確認されています。

※かつてはヤグルマソウと呼ばれていましたが、ユキノシタ科に「ヤグルマソウ」の和名を持つ植物があり、混同を避けるため、現在では「ヤグルマギク」の名前で統一されています。

ヤグルマギクの花期は4月~5月。
花期になると、伸びた茎の頂部に特徴的な頭花を咲かせます。
頭花は小さな花が集まって形成された集合花で、一つ一つの花は5枚の花弁が合着して細い管状になっています。
「ヤグルマギク」の名前は、矢車に似たこの花姿に由来しています。
自生地では穀物畑(小麦、らい麦など)に生える雑草として有名で、コーンフラワーと呼ばれています。

▼原種のヤグルマギク

ヤグルマギク

原種は青花の一重咲きですが、流通する園芸品種の多くは八重咲きです。
花色は青の他、紫、ピンク、白、黄色など。
特に青花のブルーは鮮やかで美しく、最高級のサファイアの青を「コーンフラワーブルー(ヤグルマギクの青)」と呼ぶくらいです。

▼ヤグルマギクの花

ヤグルマギク

葉は線形で、茎が株元から多数分枝して真っすぐ上に成長します。
草丈は一般的な品種で60~70㎝程度、矮性種で30㎝程度です。

▼ヤグルマギクの葉と茎の様子

ヤグルマギク

耐寒性が高く、やせ地でも育つ丈夫な植物です。
暖地、温暖地では秋まきにして春に花を楽しみ、寒冷地では春まきにして夏に花を楽しむことも出来ます。
種からでも容易に育てることかでき、こぼれ種でもよく増えます。

ヤグルマギクによく似た花を咲かせる植物にセントーレアがあります。
セントーレアはヤグルマギクと同じヤグルマギク属の多年草で、宿根ヤグルマギクとも呼ばれています。

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ヤグルマギク(矢車菊)の育て方

ヤグルマギクの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
日陰の場所やジメジメした土地では生育が悪くなるので注意して下さい。

ヤグルマギクは中性の土壌を好みます。
植え場所が酸性土壌の場合は、あらかじめ苦土石灰をまいて土壌を中和しておいて下さい。

冬越し

耐寒性は高く、対策無しで冬越しが可能です。
寒冷地では春に種を蒔いて夏に花を咲かせることも出来ます。

水やり

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。

鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
過湿な環境を嫌うので、水のやりすぎには注意して下さい。

肥料

やせ地でも育つ植物で、多くの肥料は必要ではありません。
多肥な環境で育つと、草丈が高くなりすぎて倒れやすくなります。

庭植えの場合は、元肥として用土に少量の緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥の必要はありません。

鉢植えの場合も同様で、元肥として緩効性化成肥料を施しておきます。
追肥は、春に緩効性化成肥料を置き肥するか、液体肥料を施します。

種まき

適期は9月下旬~10月です。
発芽温度は16℃~23℃程度です。
寒冷地では春に蒔いて夏に花を楽しむこともできます。

種が大きく、丈夫な性質で育てやすい植物です。
庭やプランターなどに直まきすることも可能です。
その場合は、間引きながら育てて下さい。
覆土は5㎜程度です。

ポットや播種箱に蒔いた場合は、発芽して本葉が4~8枚程度になったら定植します。
株間20㎝程度で植え付けて下さい。

増やし方(種まき)

種まきで増やすことが出来ます。

種の採取

採取のタイミングは、花が枯れて茶色くなりドライフラワーのようにパサパサになった頃です。
果実のまわりを剥くと小さなイカのような形の種が出てきます。
晴れた日を選んで採取して下さい。

採取した種は、紙袋などに入れて涼しい場所で秋まで保存して下さい。
種まきについては上記「種まき」の項目を参照下さい。

病気・害虫

多湿な環境で育つと稀にウドンコ病が発生することがあります。
風通しの良い場所で管理して、発生を予防して下さい。

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