ガーデニングの図鑑

宿根草・多年草、一年草・二年草の草花、庭木などガーデニング植物の特徴、育て方、増やし方などについて紹介しています。

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ガーデンシクラメンの育て方

更新日:

学名…Cyclamen Peesicum
科名…サクラソウ科
属名…シクラメン属
原産国…地中海沿岸、北アフリカ~中近東
花色…赤、白、ピンク、紫、複色
草丈…10㎝~20㎝
日照…日なた~半日蔭
難易度…星
USDA Hardiness Zone:9 to 10

ガーデンシクラメンの特徴

ガーデンシクラメン

シクラメンは、地中海沿岸、北アフリカから中近東かけて十数種が分布する多年草で球根植物です。
シクラメンと言えば冬の鉢植えの女王と呼ばれる鉢花の代表格ですが、こちらのガーデンシクラメンは原種との交雑によって作出された比較的耐寒性の強い品種で、戸外での栽培が可能なシクラメンです。

花期は10月中旬~3月。
花の少ない冬の庭を鮮やかな色彩で彩ってくれる貴重な植物です。
シクラメンに比べると花も草丈も小さく可憐な印象。
花色は赤、白、ピンク、紫、複色。
ハート形の葉にはシクラメン独特の斑が入り、こちらにも十分な観賞価値があります。

耐寒温度は-5℃程度です。
戸外での冬越しが可能ですが、強い霜や雪で葉や花が傷むことがあります。
霜や雪を避けられる軒下や木の下で育てることがポイントです。
暑さにはやや弱い性質です。

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ガーデンシクラメンの育て方

ガーデンシクラメン(ミニシクラメン)の育て方

栽培環境

日当たりを好みますが、夏は半日蔭~日陰になる場所が適しています。
花の時期に日照が足りないと徒長して花数が少なくなってしまうので、冬場はしっかりと日光に当てて下さい。
霜や雪を避けられる軒下や庭木の下などが適しています。

冬越し

耐寒温度は-5℃程度です。
南関東以南の地域であれば、戸外での冬越しが可能ですが強い霜に当たると花が傷み、葉色が褪せてしまいます。
鉢植えの場合は軒下などの霜が避けられる場所に移動して下さい。
庭植えの場合は、庭木の下に植えるなどの工夫が必要になります。
寒冷地の場合は、室内に取り込んで管理して下さい。

夏越し

高温多湿の環境が苦手で球根が腐ってしまうことがあります。

鉢植え

梅雨の時期になったら雨を避けられる軒下に移動して下さい。
夏場は直射日光を避けて風通しの良い半日蔭の場所で管理すると、夏越しが成功しやすいです。
夏越し中はやや乾燥気味に管理し、肥料は与えません。

葉が枯れて球根が休眠状態に入った場合は、水と肥料を完全に断ちます。
そのまま鉢で秋まで置いておいてもいいですが、掘り上げて植え替えまで涼しい場所で保管することも出来ます。

庭植え

葉が枯れてしまった場合は、球根が休眠に入っています。
水と肥料を断って、秋にまた芽吹くのを待って下さい。
掘り上げて植え替えまで球根を保管しておくという方法もあります。
どうしても心配な場合は、夏越しの期間中だけ鉢上げをして管理して下さい。

どちらの場合も休眠に入った場合は、開花が遅れます。
葉をつけて夏越しをした場合は、早くから花が咲きます。

水遣り

庭植えの場合は、根が張ればほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
葉や花に水がかからないよう、株元に注いで下さい。

肥料

庭植えの場合は、元肥として牛糞や緩効性化成肥料などを用土に混ぜ込んでおきます。
追肥は9月下旬~翌3月の間、月に1回程度、緩効性化成肥料の置き肥をします。
花期の間、花付きが悪くなるようであれば、液体肥料も併用して下さい。

鉢植えの場合も同様に、9月下旬~翌3月の間、月に1回程度、緩効性化成肥料を置き肥して下さい。
花期の間は、2週間に1回程度、液体肥料も与えます。

植え付け・植え替え

植え付け

適期は9月下旬~11月上旬です。
9月下旬になると苗が店頭に並びますが、暑さにはあまり強くないので、残暑が終わってから植え付ける方が無難です。
本格的な寒さが来る前にしっかりと根が張っていた方が、耐寒性が上がります。

庭植えの場合は、水はけが悪いようなら用土に腐葉土を混ぜ込んで下さい。
さらに元肥として、牛糞や緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
株間は15㎝~20㎝程度、根鉢は崩さず、球根の頂部が土から出るように植え付けて下さい。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)6・腐葉土4などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜて土を作ります。
庭植え同様、根鉢を崩さず、球根の頂部を土から出して植え付けて下さい。

植え替え

適期は9月頃です。

鉢植えの場合は、1年に一度、植え替えを行います。
株が休眠しなかった場合は、根鉢を1/3程度崩して一回り大きな鉢に、新しい用土で植え替えて下さい。
休眠株の場合は、球根を掘り上げて土を落とし、根を半分程度に切り詰めて新しい用土に植え付けます。

庭植えの場合も同様に、夏越しに成功したら新しい用土で植え替えを行って下さい。

花柄摘み

枯れた花や傷んだ花は早目に摘み取ります。
ハサミは使わず、付け根付近をつまんで軽く捩じって引き抜いて下さい。

増やし方(種まき)

種まきで増やすことが出来ます。
種まきは、採りまきなら12月~3月、秋まきなら9月下旬~10月が適期です。

種の採取

花後についた果実が熟すと外側の皮が剥がれてきます。
放っておくと弾けてしまうので、その前に果実を摘み取り種を取り出します。
採取した種は水洗いをし、すぐに播いて下さい。
採取の時期が遅かった場合は、水洗いした種を日陰で乾燥させ、袋などに入れて冷暗所で保管します。

種まき

箱まきかポットまきで、覆土は種が隠れる程度。
水を切らさないように管理すれば、7日~10日ほどで発根しますが、葉が出てくるまでには30日~40日ほどかかります。

病気・害虫

灰色かび病

花や葉に斑点ができ、灰色のカビが生えます。
発生した葉や花は早目に取り除いて下さい。
枯れた葉や花をこまめに摘み取って清潔な環境を保つことで、発生をある程度予防できます。
予防には殺菌剤も効果的です。

アブラムシ

新芽や蕾にアブラムシが発生することがあります。
見つけ次第対処して下さい。

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