オキザリス・フラバの育て方

学名…oxalis flava
科名…カタバミ科
属名…カタバミ属
原産国…南アフリカ
花色…黄色、ピンク、白
草丈…10㎝~20㎝
日照…日なた~半日陰
難易度…星
USDA Hardiness Zone:Not Applicable

オキザリス・フラバとは

オキザリス・フラバ

オキザリス・フラバは南アフリカに分布するカタバミ科カタバミ属の多年草です。
分布域は南アフリカ西部のナマクアランド地方から南部の西ケープ州にあり、多くは砂浜や砂地の平原に自生しています。

オキザリス・フラバには多くの変異種があり、花色や葉形の異なった種が知られていますが、黄花の品種が最も一般的です。

オキザリス・フラバの花期は10月~11月。
花期になると、伸びた花茎の先に、花径2~3㎝程度の花を1輪咲かせます。
花はプロペラのように重なった5枚の花弁を持ち、花弁の外側の縁は紫色をおびることがあります。

▼オキザリス・フラバの花

オキザリス・フラバの花

オキザリス・フラバの花

黄色の品種が多く流通していますが、ピンク色や白色の花を咲かせる品種もあります。

▼ピンク色の花を咲かせるオキザリス・フラバ

ピンク色の花を咲かせるオキザリス・フラバ

葉は鳥足状複葉です。
小葉は細長い楕円形~先の尖った長楕円形で2~12枚あり、しばしば縦に折りたたまれています。

▼オキザリス・フラバの葉の様子

オキザリス・フラバの葉の様子

▼こちらは縦に折りたたまれています。

オキザリス・フラバの葉の様子

花を咲かせながら草丈10~20㎝程度に成長します。
地中の球根は径1~2㎝程度で、分球して増えていきます。

耐寒性はあまり高くありません。
最低気温が0℃を下回る地域や、霜の心配のある地域では、対策が必要になります。

オキザリス・フラバの近縁種

オキザリス・フラバが属するカタバミ属は世界に約700種が知られており、南半球の熱帯、亜熱帯を中心に、温帯まで広く分布しています。
栽培が容易で花の美しい種が数多くあることから、観賞用として広く親しまれています。
栽培されているカタバミ属の植物には本種の他以下のようなものがあります。

オキザリス・フラバの育て方

オキザリス・フラバの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い環境が適しています。
半日陰程度の日照があれば問題なく育ちますが、花付きは日当たりに比例します。
たくさんの花を咲かせるよう、よく日の当たる場所で育てて下さい。

冬越し・夏越し

冬越し

耐寒性は高くありません。
概ね冬場の最低気温が0℃を下回らない地域では、戸外での冬越しが可能です。
霜の心配がある場合は、霜の当たらない軒下などに移動するか、霜よけを設置します。

その他の地域では、冬場は室内に取り込んで管理して下さい。

夏越し

夏場は休眠期になります。
地上部が枯れたら、鉢植えの場合は軒下などの雨の当たらない場所に移動し、乾かし気味に管理します。

水やり

やや乾燥気味の環境を好みます。

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いてから1~2日後にたっぷりと水やりをして下さい。

肥料

あまり多くの肥料を必要とする植物ではありません。
肥料が多すぎると葉ばかりが茂り、花付きが悪くなるので注意して下さい。

庭植えの場合は、植え付け時に緩効性化成肥料を元肥として用土に混ぜ込んでおきます。
追肥の必要はありません。

鉢植えの場合は、用土に肥料分が含まれていなければ、庭植え同様に元肥を施します。
その後の追肥は、地上部がある期間中、液体肥料を月に2回程度施して下さい。

植え付け、植え替え

適期は夏の8月~9月です。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで、水はけの良い土を作ります。
さらに元肥として緩効性化成肥料も混ぜ込んでおいて下さい。
株間は10㎝程度です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使用するか、赤玉土7・腐葉土3などの一般的な配合土に、緩効性化成肥料を混ぜ込んで用度を作ります。

植え付けの深さは、庭植え鉢植え共に、球根の頭から2㎝ほど土がかぶるようにします。
植え付けてから芽が出るまでの間は、土が乾いたら水やりをし、乾かさないように管理します。

植え替え

球根が混み合ってくると生育に影響するので、2~3年に一度、夏に球根を掘り上げて植え直します。

増やし方(自然分球)

自然分球で増えます。
植え替え時に掘り上げて、増えた球根を植え付けて下さい。

病気・害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

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