一年草・二年草

リムナンテス

学名…Limnanthes douglasii
別名…ポーチドエッグプランツ、ポーチドエッグフラワー
科名…リムナンテス科
属名…リムナンテス属
原産国…アメリカ
花色…黄色、白、複色
草丈…10㎝~20㎝
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:4 to 8

リムナンテスとは

リムナンテス

リムナンテスは、北アメリカに分布するリムナンテス科リムナンテス属の一年草です。
分布域は、アメリカ・カリフォルニア州、オレゴン州に広がっており、草原や牧草地、サバンナの水辺など、やや湿り気のある場所に自生しています。

リムナンテス科には2属8種の植物が分類されていますが、いずれも北アメリカに分布しています。
その中で観賞用として栽培されているのは、リムナンテス・ダグラシー種(Limnanthes douglasii)で、ヨーロッパなどでも広く普及しています。
また、近縁種のリムナンテス・メドウフォーム種(L. alba)の種子からは、化粧品として広く利用されているメドウフォーム油が採れるため、こちらもアメリカでは広く栽培されてます。

リムナンテスの花期は4月~6月。
花期になると、分枝した茎の葉の付け根から細く長い花柄を伸ばし、花径2~3㎝程度の花を咲かせます。
花は5枚の花弁を持ち、花弁は中心部が黄色く、縁に白い覆輪が入ります。
この配色が卵を連想させることから、「ポーチドエッグプランツ(poached egg plants)」の英名を持ちます。
基本種の花色は黄色+白の複色ですが、黄色一色、白一色の品種もあります。

▼リムナンテスの花

リムナンテス

葉は羽状複葉で、小葉には細かい切れ込みがあり、互生します。
茎は株元から多数の茎を出して横に広がり、草丈10~20㎝程度に成長します。

▼リムナンテスの白花品種

リムナンテス

秋に種をまいて春に花を楽しむ秋まき一年草です。
多湿、乾燥にやや弱い性質ですが、適した環境であれば育てやすい植物です。
耐寒性が高く、こぼれ種でもよく増えます。

花や草姿、性質もネモフィラによく似ていますが、ネモフィラはムラサキ科、リムナンテスはリムナンテス科で、類縁関係の無い植物です。

リムナンテスの育て方

リムナンテスの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
葉がよく茂ると蒸れやすいので、風通しも良いと最適です。

冬越し

耐寒性は高く、特に対策の必要はありません。
強い霜や寒さで葉が傷むような場合は、防寒対策を施して下さい。

水やり

水切れに弱い性質ですが、多湿な環境もあまり好みません。
水切れさせると葉がすぐに萎れます。
過湿な環境では根腐れを起こします。
水の管理は適湿を心がけて下さい。

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫ですが、乾燥が続くようなら水やりをして下さい。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。

肥料

庭植えの場合は、元肥として用土に有機肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥の必要はありません。

鉢植えの場合は、3月~5月の間、薄めの液体肥料を月に2回程度、施します。

種まき

種まき

適期は9月中旬~10月です。
発芽温度は15~20℃です。
寒冷地では春まきにします。

種は播種箱やポットにまき、覆土は種が隠れるように3~4㎜程度。
播種箱にまいた場合は、本葉が3~4枚程度になったらポット上げして下さい。
直根性で移植を嫌う性質なので、根を傷つけないように注意します。

しばらく育苗し、ポットに根が回ったら根鉢を崩さないように定植して下さい。

植え付け(用土)

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作っておきます。
さらに元肥として堆肥などの有機肥料を混ぜ込んで下さい。
株間は20~25㎝程度です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)6・腐葉土4などの配合土を使います。

花がら摘み

種を採らない場合は、こまめに花がらを摘んで下さい。
放っておくと次々に種が出来るので、花期が短くなることがあります。

増やし方(種まき)

種まきで増やすことが出来ますが、こぼれ種でもよく増えます。

種の採取

花後にサヤが出来ます。
種が熟すとこぼれ落ちてしまうので、こまめに確認して黒く熟したものを採取して下さい。

種まきについては上記「種まき」の項目を参照下さい。

病気・害虫

芽や蕾にアブラムシが発生することがあります。
見つけ次第、駆除して下さい。

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