多年草・宿根草 グランドカバー 多肉植物

モリムラマンネングサ

学名…Sedum sp.
科名…ベンケイソウ科
属名…マンネングサ属(セダム属)
原産国…不明
花色…黄色
草丈…5㎝~15㎝
日照…日なた~明るい日陰
難易度…星
USDA Hardiness Zone:Not Applicable

モリムラマンネングサとは

モリムラマンネングサ

モリムラマンネングサはベンケイソウ科セダム属(マンネングサ属)の常緑性多年草です。
栽培逸出と推測される個体が各地で野生化している多肉植物です。
原産地などの詳細は不明で、帰化植物なのか、あるいは在来種なのかもはっきりと分かっていません。
ヨコハママンネングサと同一種であるとする見解も散見されますが、定かではありません。

モリムラマンネングサの花期は5月~6月。
花期になると、伸ばした茎の頂部に花序を出し、小さな黄色い花を数個咲かせます。
花は径8mm程度の5弁花です。

▼モリムラマンネングサの花の様子

モリムラマンネングサの花

葉は2~6mm程度の長楕円形で、縁に粒状の小さな突起があります。

▼モリムラマンネングサの葉の様子

モリムラマンネングサの葉

葉は大半が3輪生で、稀に対生します。
※花茎に付く葉は互生します。

▼モリムラマンネングサの葉

モリムラマンネングサの葉

茎は5~10㎝程度に伸び、株は地面を覆うようにマット状に広がります。
※花茎は10~15㎝程度に伸びます。

▼マット状に広がったモリムラマンネングサ

モリムラマンネングサ

多肉植物の中では耐寒性が高く、多少の霜にあたっても枯れることはありません。
寒さや霜で葉は赤みを帯びますが、春になれば美しい葉色に戻ります。

▼赤みを帯びたモリムラマンネングサの葉

モリムラマンネングサ

丈夫な性質で、放任でもよく育ち、よく広がるため、グランドカバーとしても利用されています。

モリムラマンネングサの学名について

モリムラマンネングサの学名を「Sedum uniflorum ssp. japonicum f. morimurae」「Sedum japonicum f. morimurae」とする説があります。
どちらも、日本に自生するメノマンネングサの品種である「morimurae」という意味になりますが、データが不足しており、詳細は不明です。
そのため、当サイトでは「セダム属の一種」という意味で「Sedum sp.」と記載しています。

モリムラマンネングサの近縁種

モリムラマンネングサが属するマンネングサ属(セダム属)は、世界の温帯~亜熱帯地域にかけて約470種が分布しており、日本でもマルバマンネングサや、メキシコマンネングサなどの種が自生、または帰化しています。

マンネングサ属は、カーペット状に広がる品種から立ち性の品種など、草姿、性質共に変化に富んだ属で、多系統のため細分化されつつあります。
以下は観賞用として栽培されるマンネングサ属の代表的なものです。

モリムラマンネングサの育て方

モリムラマンネングサの育て方

栽培環境

日向から明るい日陰の環境まで適応します。
花付きは日当たりに比例しますが、全くの日陰でなければ生育には問題がありません。

冬越し

多肉植物の中では耐寒性に優れています。
寒さや霜に当たると葉が赤みを帯びますが、春になれば美しい葉色に戻ります。

鉢植えの場合は、霜の避けられる軒下などに移動して下さい。
凍結の心配がある地域では、室内に取り込んで冬越をします。

水やり

庭植えの場合は、降雨のみで大丈夫です。

鉢植えの場合は、用土の表面がしっかりと乾いてから水やりをして下さい。
冬越中の株は乾燥気味に管理します。

肥料

庭植えの場合は、肥料を施す必要はありません。
鉢植えの場合は、真夏を除く生育期に、薄めの液体肥料を少量施して下さい。

植え付け、植え替え

適期は真夏を除く生育期の4月~6月、9月~10月です。

植え付け

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作ります。
水はけの悪い土地の場合は、さらにパーライトや川砂などを混ぜたり、高植えにするなどの対策を施します。

鉢植えでは市販の多肉植物の土なども使えますが、乾燥が気になる場合は、赤玉土7・腐葉土3などの一般的な配合土でも問題ありません。

植え替え

増えすぎているようなら、株分けを行って下さい。

増やし方(株分け)

株分けで簡単に増やすことが出来ます。
広がった株を根が付くように分けて植え付けて下さい。

病気・害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

-多年草・宿根草, グランドカバー, 多肉植物
-