ガーデニングの図鑑

宿根草・多年草、一年草・二年草の草花、庭木などガーデニング植物の特徴、育て方、増やし方などについて紹介しています。

多年草・宿根草

スノードロップの育て方

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学名…Galanthus
和名…マツユキソウ
別名…ガランサス
科名…ヒガンバナ科
属名…マツユキソウ属(ガランサス属)
原産国…東ヨーロッパ
花色…白(緑の斑入り)
草丈…5㎝~25㎝
日照…日なた(晩秋~春)・半日陰(夏)
難易度…星星
USDA Hardiness Zone:3 to 7

スノードロップの特徴

スノードロップ(マツユキソウ)

スノードロップの仲間は、東ヨーロッパからコーカサス山脈に約10種が分布する多年草で球根植物です。
日本で最もよく流通しているのはガランサス・エルウェシー種(Galanthus elwesii)で、一般的にスノードロップというとこちらを指すことが多いようです。
また「マツユキソウ」との和名があるガランツス・ニヴァリス種(G. nivalis)も、圧倒的に数は少ないですが流通しています。
日本には明治初年頃に渡来しています。

花期は2月~3月。
伸びた花茎の先に、白い釣鐘状の花を咲かせます。
花は、大きく目立つ外側の3枚の花弁の内側に、小さな3枚の花弁を持っています。
内側の花弁には緑の斑が入りますが、斑の入り方には品種によって微妙な違いが見られます。
俯いて咲く白い花の可憐な姿が、春の訪れを知らせてくれる植物です。
花は夜には閉じて蕾のような状態になり、日が差し始めると再び開花します。
園芸品種には八重咲きのものや、大輪種のものあります。

▼夜のスノードロップの様子

スノードロップ

球根は2㎝程度の大きさで、地際から2~3枚の葉を出します。
初夏になると地上部は枯れて夏の間は休眠します。
夏の暑さがやや苦手な性質ですが、夏場に半日蔭になるような涼しい場所だと比較的容易に夏越しが可能です。

※似た花にスノーフレークがありよく混同されますが、全く別の植物です。

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スノードロップの育て方

スノードロップ(マツユキソウ)の育て方

栽培環境

晩秋から早春の芽出しから花後までの間はよく陽の当たる場所が適しています。
夏の休眠中は日陰~半日蔭になる場所で涼しく夏越しをさせて下さい。
庭植えの場合は、落葉樹の下などに植えると良いでしょう。

夏越し

夏の高温を嫌います。
鉢植えの場合は、葉が完全に枯れたら、風通しの良い日陰~半日蔭に移動して下さい。
庭植えの場合は、敷き藁などでマルチングをして地温の上昇を防ぎます。
スノードロップの球根は乾燥を嫌うので、掘り上げずに夏越しさせます。
休眠中も完全に乾かさないように時々水やりをして下さい。

水遣り

庭植えの場合は、雨が降らず乾燥が長く続くようなら水やりをして下さい。
鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと。
花後は徐々に水を減らしますが、休眠中も完全に乾かさないようにします。

肥料

庭植えの場合は、元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ込んで下さい。
追肥は、花後の4月に緩効性化成肥料を置き肥するか、液体肥料を与えます。

鉢植えの場合も同様に、花後の4月に緩効性化成肥料か液体肥料を与えて下さい。

植え付け・植え替え

植え付け

適期は9月~10月です。

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い土を作って下さい。
さらに元肥として、緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
株間は5㎝程度で、球根1個分の深さで植え付けて下さい。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)5・腐葉土3・パーライト2などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。
4号鉢に5球程度が目安です。

植え替え

適期は8月下旬~9月上旬ですが、毎年植え替えの必要はありません。
鉢がいっぱいになった時は、分球を兼ねて植え替えを行います。
庭植えの場合は放任で大丈夫ですが、株が込みすぎて生育に影響するようなら分球を兼ねて植え替えを行います。

すぐに植え付けない場合は、おがくずなどに埋めて球根を乾燥から守って下さい。

花柄摘み

咲き終わった花は、花茎の付け根部分から切り取って下さい。

増やし方(分球)

分球で増やすことが出来ます。

分球

適期は8月下旬~9月上旬の休眠期です。
球根を掘り上げて、親球の下部にできた子球を外して植え付けます。
乾燥を嫌うので、分球したらすぐに植え付けて下さい。

病気・害虫

灰色かび病

春~初夏に稀に発生することがあります。
葉や茎に斑点ができ、やがて灰色のカビが生えます。
風通しを良くし、株を清潔に保つことである程度予防することができます。

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