ガーデニングの図鑑

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ゴシキドクダミの育て方

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学名…Houttuynia cordata ‘Variegata’
H. cordata ‘Chameleon’
H. cordata ‘Tricolor’
和名…ゴシキバドクダミ(五色葉蕺葉)
別名…カメレオン、フイリドクダミ、トリカラー
科名…ドクダミ科
属名…ドクダミ属
原産国…東アジア・東南アジア
花色…白
草丈…20cm~30cm
日照…日なた~日蔭
難易度…星
USDA Hardiness Zone:5 to 9

ゴシキドクダミの特徴

ゴシキドクダミ

ドクダミは、日本の本州以南、台湾、中国、東南アジアに広く分布する多年草です。
元来は東南アジア原産の植物でしたが、現在ではアメリカやオーストラリアなど多くの地域で帰化しています。
一属一種の植物で、ドクダミ属に分類されている植物はドミダミのみです。

十薬(じゅうやく)と呼ばれ古くから薬草として利用されてきたドクダミは、日本でもお馴染みの植物です。
自生地は道端や住宅周辺などのやや湿った半日蔭の場所で、ごく普通に見られる野草です。

そのドクダミの園芸品種が、本種、ゴシキドクダミ(Houttuynia cordata ‘Variegata’)です。
栽培の歴史は古く、江戸時代に作出された「斑入りドクダミ」がヨーロッパに渡り、園芸品種となって普及し逆輸入されたものが現在のゴシキドミダミとなります。

ゴシキドミダミの主な見どころは斑入りのカラーリーフです。
葉は長さ4~9㎝程度の心形で、茎に互生します。
暗緑色の葉には、白、黄色、赤、ピンクと、非常にカラフルな斑が入ります。
※斑の入り方は日照や栽培環境で変化します。

▼ゴシキドクダミの葉

ゴシキドクダミ

カラーリーフとして役割の大きいゴシキドクダミですが、初夏にはドクダミと同じように花を咲かせます。
花期は5月中旬~7月。
花期になると茎の頂部に、花径2~3㎝程度の棒状の花序を形成します。
白い花弁のように見える部分は、苞(ほう)と呼ばれる葉が変化したもので、実際の花は中心の棒状の部分です。
花には花弁は無く、多数の雄蕊と雌蕊が密生しています。
見慣れた花ですが、よく見ると愛らしい形をしています。

▼ゴシキドクダミの花

ゴシキドクダミ

耐寒性、耐暑性ともに優れており、放任でもよく育ちます。
冬は地上部を枯らして宿根し、春に再び芽吹きます。
野草のドクダミはどんどん増えていきますが、それに比べると繁殖力はやや劣る感じです。
上の写真は全てゴシキドクダミだったのですが、経年と共に先祖返りで普通のドクダミになりつつあります。

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ゴシキドミダミの育て方

ゴシキドクダミの育て方

栽培環境

日向から日陰まで幅広く適応します。
日当たりの良い場所では草丈が低く花付きもやや少なめです。
日陰では草丈が高くなります。

日当たりが良いほど、斑が色鮮やかにハッキリと出るので、半日程度は日の当たる場所で育てて下さい。
水はけの悪い場所でも問題なく育ちますが、水はけが良い場所の方が斑が美しく入ります。

適した環境で育てると非常によく増えます。
場所が限られている場合は、鉢植えで育てるか根域制限をして下さい。

冬越し

耐寒温度は-10℃程度です。
根まで凍ってしまうような寒冷地でなければ、特に対策の必要はありません。

凍結の心配があるような地域では、凍結対策を施して下さい。

水遣り

庭植えの場合は、降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷりと。

肥料

庭植えの場合は特に必要ありません。

鉢植えの場合は、春と秋に緩効性化成肥料を置き肥して下さい。
絶対に必要という訳ではありませんが、肥料を与えると花付きがよくなります。

植え付け、植え替え

適期は3月~4月、9月~10月です。

植え付け

庭植えの場合は、水はけが悪いようなら用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作ります。
極端なやせ地でない限り元肥を施す必要はありません。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)6・腐葉土4などの配合土を使います。

植え替え

鉢植えの場合は、根詰まりしているようなら植え替えを行って下さい。
一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行います。

庭植えの場合は、特に植え替えの必要はありません。

増やし方(株分け)

株分けで簡単に増えますが、株分けをしなくてもよく繁殖します。

株分け

適期は3月~4月、9月~10月です。

地下茎を適当に切って植え付けて下さい。
簡単に根付きます。

先祖返り

ゴシキドクダミは、よく先祖返りで緑の葉が出ます。
先祖返りした葉を見つけたら取り除いて下さい。
放っておくとただのドクダミばかりが繁殖することになるので注意します。

※斑入りのドクダミは先祖返りをしやすい品種なので、完全に防ぐことは出来ません。

病気、害虫

病害虫の発生はほとんどありません。

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