ガーデニングの図鑑

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ハツユキカズラ(初雪カズラ)の育て方

更新日:

学名…Trachelospermum asiaticum 'Hatuyukikazura'
科名…キョウチクトウ科
属名…テイカズラ属
原産国…日本、朝鮮半島
花色…白
草丈…10cm~20cm(つるの長さ:50cm以上)
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:7 to 9

ハツユキカズラの特徴

ハツユキカズラ

ハツユキカズラは、日本、朝鮮半島に自生するテイカカズラの園芸品種です。
成長がゆっくりでコンパクトにまとまるので、寄せ植えやハンギングバスケットの他、グランドカバーにもよく利用されてます。

ハツユキカズラの魅力は何と言っても、新葉に入る白とピンクの鮮やかな斑です。
斑は成長と共に色が変化していきます。
新芽の淡いピンク色から徐々に白味が強くなり、緑の斑が入っていき、最終的には緑一色になります。
葉色の変化はとても美しく、遠目からは花が咲いているように見えます。

ハツユキカズラの名前は、この美しい斑が初雪が積もったように見えることに由来しています。
葉は先の尖った卵形で、革のようなツヤがあり、枝に互生します。
秋から冬にかけて、寒さに当たると葉は赤く色付き紅葉します。

▼紅葉したハツユキカズラ

ハツユキカズラ

春になると小さな白い花を咲かせますが、花芽は前年の夏に出来るので、こまめな剪定をしていると花は咲きません。
新葉の斑入り葉を楽しむためは、こまめな切り戻しが必要なので、花を見かけることはあまりありません。

病害虫の発生も少なく、強い刈り込みにも耐えます。
強い寒さに当たると葉が枯れますが、関東以南の地域であれば戸外での冬越しが可能です。

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ハツユキカズラの育て方

ハツユキカズラの育て方

栽培環境

日蔭でも育ちますが、ある程度の日照がないと美しい葉色が出にくくなります。
美しい斑を楽しむためには、少なくとも半日程度は日が当たる場所で育てて下さい。

真夏の直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまいます。
夏場はできれば午後から日陰になるような半日蔭の場所が理想です。

水はけの良い、肥沃な土壌を好みます。

冬越し・夏越し

冬越し

耐寒温度は-5℃です。
霜に当たっても少々の雪が積もっても、問題ありません。
関東地方以南の地域であれば防寒対策無しで冬越し可能です。
寒さで葉が枯れることがありますが、春になれば再び芽吹きます。

夏越し

耐暑性もあり、特に対策の必要はありません。
真夏の強い日差しで葉焼けを起こすこともありますが、経年とともに順応し、葉焼けを起こしにくくなります。
葉焼けが気になるようであれば、鉢植えの場合は、夏の間だけ半日蔭に移動して下さい。

水遣り

庭植えの場合は、極端に乾燥しない限り降雨のみで大丈夫です。

鉢植えの場合は用土が乾いたらたっぷりと。
極端に乾燥すると落葉してしまいます。
夏場の乾燥には注意して下さい。

肥料

庭植えの場合は、元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ込んでおきます。
追肥は、春と秋に緩効性化成肥料の置き肥して下さい。

鉢植えの場合も同様で、春と秋に緩効性肥料を置き肥するか液体肥料を施します。
肥料切れすると、美しい葉色が出なくなるので注意して下さい。

植え付け・植え替え

適期は4月~7月上旬、9月下旬~10月です。

植え付け

庭植えの場合は、水はけが悪いようなら用土に腐葉土を混ぜ込み、水はけの良い環境を作って下さい。
鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)7・腐葉土3などの一般的な配合土を使います。

植え替え

生育が悪くなると発色が悪くなります。
鉢植えの場合は、根詰まりをしているようなら植え替えをして下さい。
庭植えの場合は、植え替えの必要はありません。

剪定 ・切り戻し

剪定は、生育が鈍る冬を除けばいつでも可能です。
花を見たい場合は6月の花後に剪定を行って下さい。

ハツユキカズラの斑は新芽に入るので、美しい斑を楽しむためには切り戻しを行う必要があります。
樹形が乱れて来たら適宜、切り戻しを行うと新芽が吹いて美しい斑が楽しめます。
コンパクトに仕立てる場合は、株元から短めにバッサリと切っても大丈夫です。

増やし方(挿し木、とり木)

挿し木、とり木で増やすことが出来ます。

挿し木

適期は6月~8月上旬です。

枝の先端部分を3~4節を目安に10cm程度に切って挿し穂にします。
節の下すぐの位置で切ると発根しやすいです。
切り戻した枝も利用できます。
水揚げを行い挿し木用土に挿して、水を切らさないように明るい日陰で管理して下さい。

とり木

伸びたツルの節が土に接っしている部分から発根します。
切り取って植え付けて下さい。
発根を促す場合は、ツルに軽く土を被せておくと良いです。

病気・害虫

病気は特にありませんが、密集して風通しが悪くなるとアブラムシ、カイガラムシなどの被害が出ます。
見つけ次第駆除して下さい。

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