ガーデニングの図鑑

宿根草・多年草、一年草・二年草の草花、庭木などガーデニング植物の特徴、育て方、増やし方などについて紹介しています。

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ホオズキの育て方

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学名…Physalis alkekengi var. franchetii
和名…ホオズキ(鬼灯、酸漿)
科名…ナス科
属名…ホオズキ属
原産国…東アジア
果実…赤
草丈…30㎝~90㎝
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:5 to 8

ホオズキの特徴

ホオズキ

ホオズキ属の仲間はアメリカ大陸を中心に、ヨーロッパやアジアに約100種が分布しています。
日本で栽培されるホオズキは東アジア原産とされていますが、出自の詳細ははっきりしていません。
分類学上はヨウシュホオズキの変種とされています。
江戸時代から続いている東京の浅草寺の「ほおずき市」は有名で、薬として売られたのが「ほおずき市」の始まりと言われています。
古い時代に渡来し、長い栽培の歴史を持っています。

鑑賞期は8月~9月。
長く伸びた茎の節に小さな花を咲かせた後、赤い果実を実らせます。
果実は風船のように膨らんだ袋に包まれていて、果実が熟すに連れて朱色に色づく袋が愛らしい植物。
この袋の部分は、花後に残ったガクが果実と共に成長したものです。

耐寒性、耐暑性があり、丈夫な性質です。
冬には地上部を枯らせて宿根し、春に再び芽吹きます。

網ホオズキ

網ホオズキ

熟したホオズキの袋状のガクは、風雨にさらされると朽ち果てて葉脈だけが残ります。
細かい網状の繊維から朱色の果実が透けて見え、繊細で美しい飾りになります。

この網ホオズキは、熟した果実を水につけておくことで、人工的に作ることも出来ます。

空き瓶などにホオズキを入れて水を注いで蓋をします。
蓋のない容器の場合は、落とし蓋でホオズキを沈めます。
ポイントはホオズキの全体が水に浸かっていることです。
1~2週間ほどでガクの葉脈以外の部分が腐敗するので、水洗いして取り除きます。

瓶を開ける時には少々勇気が必要ですが、簡単なので是非チャレンジしてみて下さい。

ホオズキの育て方

ホオズキの育て方

栽培環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。

連作障害が出やすいナス科の植物です。
ナス科の植物を繰り返し同じ場所に植えると、生育不良を起こしたり病気にかかりやすくなります。
ペチュニアカリブラコアなどもナス科なので注意して下さい。

水遣り

夏場の乾燥を嫌います。

庭植えの場合は、夏場に乾燥が続くようなら水やりを行って下さい。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いてきたらたっぷりと。

肥料

庭植えの場合は、元肥として用土に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥は、4月頃に緩効性化成肥料を置き肥します。
大きく育てたい場合は、引き続き花が咲き始める頃までの間、定期的に肥料を施して下さい。

鉢植えの場合は、4月から花が咲き始める7月頃まで、緩効性化成肥料を定期的に置き肥します。

植え付け、植え替え

適期は3月~4月です。

植え付け

庭植えの場合は、水はけが悪いようなら用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作ります。
さらに元肥として緩効性化成肥料も混ぜ込んで下さい。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)5・腐葉土3・ピートモス(酸度調整済)2などの配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

植え替え

根詰まりを起こしやすいので、鉢植えの場合は1年に1度、株分けを兼ねて植え替えを行います。
掘り上げた地下茎を3~4節に切り分けて、4~5本を一株として植え付けて下さい。

庭植えの場合は、増えすぎているようなら、株分けを兼ねて植え替えを行います。

増やし方(株分け、種まき)

株分けと種まきで増やすことが出来ます。
種まきについては下記「種まき」の項目を参照下さい。

株分け

適期は3月~4月です。

掘り上げた地下茎を、3~4節に切り分けて、4~5本を一株として植え付けて下さい。

種まき

結実するまでに2年ほどかかります。

種の採取

ガクが赤く色づき、種がしっかりと熟したら採取できます。
果実の中の種を取り出して水洗いし、乾燥させて保管します。

種まき

適期は4月~5月です。

種は播種箱やポットに、2~3粒ずつまきます。
覆土は種が隠れるように薄く。
発芽温度は20℃前後です。
水を切らさないように管理したら2~3週間程度で発芽します。
播種箱に蒔いた場合は、本葉が4~5枚になったらポット上げします。
根が回ったら定植して下さい。

病気・害虫

カメムシ

「ホオズキ」の名前の由来には諸説ありますがその一つに、『「ホオズキ」のホオとはカメムシの古い呼称で、ホオズキとはカメムシが好んでつく植物との意味』とするものがあります。
カメムシはナス科の植物につきやすい害虫で、ホオズキも例外ではありません。

放っておくと産卵してどんどん増えるので、見つけ次第駆除して下さい。

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