宿根草・多年草、一年草・二年草の草花、庭木などガーデニング植物の特徴、育て方、増やし方などについて紹介しています。

ガーデニングの図鑑

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植えっぱなし球根

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植え付ければ掘り上げることなく数年間は花を咲かせてくれる植えっぱなし球根。
性質が丈夫で育てやすく手間いらず。

そんな球根植物を紹介ていきます。


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植えっぱなしOK!春植え球根

ゼフィランサス

ゼフィランサス

北アメリカを中心に約40種が分布する球根植物。
花期は品種によって異なりますが、主に6月~10月。
数週間におよぶ花期の間は、次々と花茎が出てきて絶えることなく花をつけてくれます。
花色は写真の白の他、ピンク、黄、オレンジ。

耐寒性もあり、性質も丈夫。
特に上の写真の「タマスダレ」は寒さに強く、自然分球でよく増えます。
植えっぱなしOK…というより植え替えをしない方がよく育ちます。

⇒ゼフィランサスの詳しい育て方はこちら

ハブランサス

ハブランサス

南アメリカに約10種が分布する球根植物で多年草。
ゼフィランサスの近縁植物で、草姿、性質ともに非常によく似ています。
主な花期は6月~9月。
花期の間に何度か花茎が上がってきて、思い出すように花を咲かせます。
花色は写真のピンクの他、黄色、複色。

耐寒性はそこそこ。
関東以南の暖地であれば、対策無しで冬越し可能です。

⇒ハブランサスの詳しい育て方はこちら

オキザリス・トリアングラリス

オキザリス・トライアングラリス

日本にも自生しているカタバミの仲間です。
濃い紫の葉が個性的で美しい植物です。
花期は4月~10月。
四季咲き性が強く、花期の間はポロポロと咲き続けます。
紫葉の品種がよく流通していますが、緑葉の品種もあります。

性質は非常に丈夫。
関東以南であれば戸外での冬越しが可能です。

⇒トリアングラリスの詳しい育て方はこちら

クロコスミア

クロコスミア(モントブレチア・ヒメヒオウギズイセン)

熱帯アフリカに6種が分布する球根植物で多年草。
花期は6月~8月。
長く伸びた花茎に咲くビタミンカラーの花が夏の花壇に似合います。
花色は写真のオレンジの他、赤、黄色、複色。

各地で野生化するほど丈夫な性質です。
耐寒性も強く、土が凍らない程度の寒さなら戸外での冬越しが可能です。

⇒クロコスミアの詳しい育て方はこちら

カンナ

カンナ

熱帯アメリカを中心に約50種が分布する球根植物で多年草。
花期は7月~10月。
南国の雰囲気をまとった美しい葉と花が印象的な植物です。
花色は写真のオレンジの他、赤、白、ピンク、黄、複色。
葉色も斑入りのものから銅葉まで、バラエティーに富んでいます。
大型の植物ですが、草丈80㎝程度の矮性品種も流通しています。

熱帯植物ですが比較的耐寒性があり、暖地であれば対策無しで冬越し可能です。

⇒カンナの詳しい育て方はこちら

植えっぱなしOK!夏植え球根

ステルンベルギア

ステルンベルギア

ヨーロッパ南東部からアジア南西部にかけて8種が分布する多年草で球根植物です。
花期は9月下旬~10月。
地面から伸ばした花茎の先に、花径10㎝前後のクロッカスに似た花を咲かせます。
花は鮮やかな黄色で、1つの球根から2~3輪の花を咲かせます。

耐寒性があり、丈夫で育てやすい植物です。

⇒ステルンベルギアの詳しい育て方はこちら

リコリス

リコリス

日本、韓国、中国南部を中心に、東南アジア、南アジア原産の球根植物で、ヒガンバナの仲間です。
ヒガンバナのイメージが良くないせいもあり、日本では好んで栽培されることはありませんでしたが、欧米では花の美しさ、育てやすさから人気があり、原種の他、多くの園芸品種が流通しています。

花期は品種によってやや異なりますが、7月下旬~10月上旬。
ショウキランやシロバナマンジュシャゲなど、黄色や白、ピンク、オレンジなどの花色の品種があります。

耐寒性、耐暑性ともに優れ、病害虫の発生もほとんどなく、丈夫で育てやすい植物です。

⇒リコリスの詳しい育て方はこちら

ナツズイセン

ナツズイセン(夏水仙)

中国から古い時代に日本に入ってきたと言われる球根植物で多年草。
日本では本州、四国、九州で自生しています。
花期は8月頃。
花は百合に似ていて、淡い透明感のあるピンクがとても儚げで美しい植物です。
ナツズイセンは上記「リコリス」の仲間です。

耐寒性、耐暑性があり、非常に丈夫な性質です。

⇒ナツズイセンの詳しい育て方はこちら

植えっぱなしOK!秋植え球根

イフェイオン

ハナニラ(イフェイオン)

主に南アフリカのメキシコからアルゼンチンにかけて約25種が分布する球根植物で多年草。
主な花期は3月~4月。
ニラのような細長い葉を地際から茂らせ、細く伸びた花茎の先に星型の可愛らしい花をつけます。
花色は白、青、紫、ピンク、黄色。

耐寒性が強く、非常に丈夫でよく増えます。

⇒イフェイオンの詳しい育て方はこちら

スイセン

スイセン

早春の庭を彩る定番です。
品種改良が盛んに行われており、花色、花形ともに多彩です。

耐寒性が強く丈夫な性質です。

⇒スイセンの詳しい育て方はこちら

スノーフレーク

スノーフレーク(オオマツユキソウ、スズランスイセン)

中央ヨーロッパ、地中海沿岸に分布する球根植物で多年草。
花期は3月中旬~4月中旬。
スズランに似た釣鐘状の花が愛らしい植物です。

耐寒性、耐暑性に優れ、丈夫な性質です。

⇒スノーフレークの詳しい育て方はこちら

スノードロップ

スノードロップ(マツユキソウ)

東ヨーロッパからコーカサス山脈に約10種が分布する球根植物で多年草。
花期は2月~3月。
俯いて咲く白い花が清楚な印象の植物です。

寒さには強いのですが、夏の暑さを嫌います。

⇒スノーフレークの詳しい育て方はこちら

シラー・カンパニュラータ

シラー・カンパニュラータ

ヨーロッパ原産の球根植物で多年草。
花期は4月~5月。
花弁の先がクルッとカールした釣り鐘状の花がとても可愛い植物。
花色はピンク、白、青。

耐寒性、耐暑性に優れ、よく増えます。

⇒シラー・カンパニュラータの詳しい育て方はこちら

シラー・ペルビアナ

シラー・ペルビアナ

地中海沿岸部原産の球根植物で多年草。
花期は5月頃。
花色は青紫、白。
花径2㎝程度の星形の花を傘状に咲かせます。

耐寒性、耐暑性があり、自然分球でよく増えます。

⇒シラー・ペルビアナの詳しい育て方はこちら

ムスカリ

ムスカリ

地中海沿岸~西アジアにかけて約40種が分布する球根植物で多年草。
花期は3月~5月上旬。
鮮やかな青紫の花が、とても可愛い植物です。
花色は花色は写真の青、紫、白、黄色など。

耐寒性、耐暑性が強く、よく増えます。

⇒ムスカリの詳しい育て方はこちら

トリテレイア

トリテレイア

オレゴン州やカリフォルニア州など北アメリカ西部に約14種が分布する球根植物で多年草。
花期は5月下旬~7月。
星型の花はアガパンサスに似ています。
花色は青、紫、白、黄色など。

丈夫な性質です。

⇒トリテレイアの詳しい育て方はこちら

クロッカス

クロッカス

地中海沿岸から小アジアにかけて約80種が分布する球根植物で多年草。
花期は2月~4月。
地面すれすれに咲く草姿が何とも愛らしい植物。
花色は白、紫、黄、複色。

数年は植えっぱなしで大丈夫ですが、やや多湿に弱い性質です。

⇒クロッカスの詳しい育て方はこちら

イヌサフラン(コルチカム)

イヌサフラン(コルチカム)

ヨーロッパ中南部から北アフリカ、中央アジアなどに約60種が分布する多年草で球根植物。
土や水が無い状態でも花を咲かせることで有名な植物ですが、当然花壇や鉢でも育てることが可能です。
夏から秋に植え付けると、9月中旬~10月に花を咲かせます。

花の時期に葉はありません。
花色は、ピンク、紫、白。

耐寒性、耐暑性ともに高く、育てやすい性質です。

⇒イヌサフラン(コルチカム)の詳しい育て方はこちら

まとめ

花を咲かせた状態で売られている草花と違い、花の様子を思い描きながら植え付ける球根植物。
少し未来の庭の様子を想像する、本当に楽しい時間です。
今回紹介した球根は、中でも植えっぱなしOKの手間いらず球根ばかりです。
管理が楽でよく増える品種が多いのが特徴です。

ガーデニングは本当に面白いです。
気候や環境でうまく育たないことがあったり、病害虫の発生で大切な花が枯れてしまうことも。
いつまで経っても完成が無く、だからこそ楽しいものなのだと思います。

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